ウイングキットコレクション vol.5 WW II 日本陸軍機編
エフトイズ
3. 97式戦闘機
A. 97式戦闘機 甲 飛行第1戦隊 第2中隊「ま」号機
この97式戦闘機も 1/144スケールでは初のモデル化です。
全体的にパーツが細かく良く出来ていますが、
エンジンとカウルの合いがキツイので削って摺り合せると良いかも。
この機体は、風防後部が金属張りの甲型です。
A. 97式戦闘機 甲 飛行第1戦隊 第2中隊「な」号機
こちらは上の「ま」号機よりも主翼上面の赤線の数が多く、
付属のデカールにて再現されています。
飛行第1戦隊は、昭和14年 5月から始まった
ノモンハン事変でも活躍したそうです。
垂直尾翼に記入された白い ひらがなは、操縦者を識別する記号とのこと。
B. 97式戦闘機 乙 飛行第24戦隊 第2中隊長機
こちらは、戦訓を取り入れて風防後部がガラス張りになった乙型の機体。
彩度が高くて派手な感じの迷彩塗装で、尾翼のマーキングも同じく派手ですね。
飛行第24戦隊は満州国西北のハイラルに配備され、
ノモンハン事変には真っ先に投入されて最初の空戦を行った部隊です。
B. 97式戦闘機 乙 飛行第77戦隊 第3中隊長機
これも派手なマーキングの機体です。
飛行第77戦隊はノモンハン事変後の昭和14年10月から満州に展開し、
太平洋戦争の開始からは南方のマレー、ビルマ戦線で活躍しました。
C. 97式戦闘機 乙 満州国軍航空隊 護国鞍山一号
たぶん食玩で出るのは初めての満州国軍機。
民間からの献金で購入され、満州国陸軍航空隊に献納された機体です。
C. 97式戦闘機 乙 満州国軍航空隊 護国国婦二号
この機体は垂直尾翼にもマーキングが施されています。
他に、「護国安東弐号」機のデカールが付属しています。