ウイングキットコレクション vol.5 WW II 日本陸軍機編
エフトイズ
2. 99式軍偵察機/襲撃機
モデルは、スピナーが大型の生産後期型です。
A. 99式軍偵察機 独立飛行第49中隊 昭和19〜20年 台湾
このスケールではモデル化が初の99軍偵/襲撃機。
こちらは偵察機仕様の機体。
胴体にカメラ用の小窓が、おそらくタンポ印刷で表現されています。
また、武装として 50kg爆弾×4が付属します。
この機体は、大戦中の日本機には珍しい濃紺の迷彩が施されています。
台湾を基地として洋上作戦に用いられた機体に適用された塗装とのこと。
尾翼の中隊マークは、前身の第8直協飛行隊の8を図案化したものだそうです。
他に、独立飛行第47中隊 所属機のデカールが付属しています。
B. 99式襲撃機 鉾田陸軍飛行学校
こちらは地上攻撃仕様の襲撃機。
固定脚で古めかしいスタイルですが、
操縦性能や信頼性が高く、優れた評価の隠れた傑作機だそうです。
部隊マークは、「鉾」と「田」を図案化したものだそうです。
B. 99式襲撃機 飛行第44戦隊
飛行第44戦隊は昭和14年 7月の編成以来、一貫して中国大陸を行動して
精強を誇った部隊で、直協3コ中隊と軍偵1コ中隊を擁していました。
垂直尾翼の白フチ付き日の丸が戦隊マークです。
飛行第44戦隊の所属機は、昭和15年〜16年にかけて
主翼の補助翼内側から外方の上面を白く塗っていたとの説も有るようです。
C. 99式軍偵察機 飛行第67戦隊 第2中隊
こちらは濃緑色の斑点迷彩が施された軍偵で、
箱裏の写真とは随分迷彩パターンが違って見えます。
尾翼の戦隊マークは、「67」の図案化だそうです。
他に、飛行第44戦隊 所属機のデカールが付属しています。