愛知九九式艦上爆撃機 11型 [真珠湾攻撃隊]
AICHI D3A1 ”VAL”

'05 8/29 製作

航空母艦 『蒼龍』 第1中隊 第21小隊 1番機 江草隆繁 少佐 乗機
昭和16年12月8日 真珠湾



'05 8/27 製作

航空母艦 『赤城』 第2中隊 第25小隊 1番機 阿部善次 大尉 乗機
昭和16年12月8日 真珠湾


モノクロームの新作で、これも2機入りのキットです。
塗装指定はクレオスのみ。

パーツが細かく、コクピット内や爆弾架、
着艦フックまで再現されています。
また、カウリングが3分割されているなど 凝っている割りに、
合いが良くて組み立てやすいキットです。

パーツ状態では筋彫りが太くて深いのが目立つんですが、
組み立ててみると なかなか良い感じです。
セイバーの時も そうだったので、
これがモノクロームの”味”かもしれません。

真珠湾攻撃隊 3機分のデカール入り。
数字デカールも入っているので、
機番を変えることも出来るのは良いですね。

デカールは柔らかくて貼りやすい良質のものですが、
赤色が鮮やか過ぎて浮いて見えるのが難点。
また、主脚カバー用のデカールが1機分しか入っていないのは
残念で、2機分入れて欲しかったです。
デカールの余白も無い方がいいなあ(ぜいたく?)。

武装として、250kg爆弾×1発と60kg爆弾×2発が付属します。
今回は艦船攻撃仕様という事で 60kg爆弾は
付けなかったんですけど、いいんでしょうか?
(追記 : ハワイ作戦の 99艦爆は、
250kg爆弾×1 装備のみ の様です。
余った 60kg爆弾は、翔鶴・瑞鶴所属の
97艦攻を作るのに使えそうですね。)

今回は、ピトー管を 0.2mmの洋白線に変えただけの素組みです。
動翼部以外はスミ入れも行っていません。



バンダイ WCC2 (左上)、マイクロエースのキット (右上)と比較。

細かいところまで表現がされていて、
全体としてもカッコ良いのがモノクローム。
全体的に細身で、カウリング〜機首の雰囲気が非常に良い WCC2。
筋彫りや羽布張りの表現が一番細くて奇麗なマイクロエース。
と いった所でしょうか。


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