A-10A ’疣猪(イボイノシシ)’ 攻撃機
74th TFS, 23rd TFW フライングタイガー

A-10A WARTHOG 74th TFS, 23rd TFW FLYING TIGER

'20 3/18 製作

上海ドラゴンから '92年頃に発売されたキット。
ドラゴンのA-10は、各パーツに精密なモールドが
施されている上にコクピット内まで再現されており、
発売当時は絶賛された製品だったようです。

ただ、改めて作ってみると これがまあ、組みにくい!
・組み立て説明図が分かり辛い。
・各パーツの精度が悪く、そこら中で干渉しまくる。
・前脚庫が複雑でトリッキーな組み方。
など、問題が続々と……

完成したスタイルは なかなかカッコ良いのですが、
チョッと上級者向きなのかもしれません。



デカールは、シャークマウスの
「フライング タイガース」所属機 1種類のみ。
日本製のデカールです。

塗装指定は 1978年~90年代までの
「ヨーロピアン・ワン」迷彩になっています。
箱裏の塗装図では塗料の指定(Mrカラーです。)は合っているのですが、
緑色の濃淡が逆に印刷されていて 紛らわしい!
ホント、ドラゴンのキットは油断が出来ません(笑)

武装は、AIM-9 サイドワインダー×2発と
CBU-59 ロックアイ II クラスター爆弾×12発
(F-15E用のパーツ由来のようです。)が付属する
凶悪な仕様ですが、爆弾満載の姿に出来るのは良い!

他に、600ガロンのセンタータンクと
AN/ALQ-119 & AN/ALQ-131 ECMポッドが付属しています。
上の写真ではAN/ALQ-119を搭載してみましたが、
全長が長いので前屈み気味なのが随分目立ちますね……



エフトイズの「ウイングキットコレクション VS12」(写真右)と比較。
エフトイズの方が機首が上下に長くて実機に近いフォルムだと思いますが、
ドラゴンの方がスマートでカッコ良く見えるのは面白いところです。

ただ、エフトイズの方が組み立てやすいメリットが有るので、
こちらをリペイントする方が断然お勧めですよ!


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