ウイングキットコレクション17 WW2 水上機
エフトイズ
3. アラド Ar196A-2/A-3
このスケールでは初のモデル化となるアラド水偵。
5種類がラインナップされており、エフトイズも力を入れていますね。
組み立ての際の注意点として、
・エンジンカウルパーツの合わせがキツく、カウル内側の
突起を削らないとエンジンが歪んで付いてしまう。
・エンジンカウルよりも先に排気管パーツを付ける必要あり。
等が有りますが、モデルの出来は とても良いです。
B. Ar196A-3 ドイツ空軍 第125偵察飛行隊(海上) 第2中隊
こちらは沿岸基地から偵察、観測、哨戒等に使用された機体でしょうか。
他に、第100爆撃航空団 第III飛行隊 所属機のデカールが付属しています。
C. Ar196A-2 ドイツ空軍 第196艦上飛行隊 第1中隊
重巡アドミラル・ヒッパー搭載機
こちらはA-2型の機体で、スピナーの無いタイプです。
全面ライトブルーで国籍マークも無いのが特徴。
他に、同中隊 重巡アドミラル・シェーア搭載機のデカール付き。
D. Ar196A-3 東アジア海軍 特殊航空部隊(ペナン)
通商破壊作戦の為に、ドイツから現在のマレーシア・ペナンに
派遣されていた仮装巡洋艦の搭載機だそうです。
この機体は日本軍からの同士打ちを避ける目的で
日本機風の塗装が施されていたとのこと。
日の丸だけでなく主翼前縁の黄橙色塗装まで
再現されているのは芸が細かいですね。
E. Ar196A-3 ブルガリア王室空軍 第161飛行隊
こちらはブルガリアに輸出されて使用された機体。
ブルガリア航空博物館には現存する実機
(展示機としては世界唯一)も存在するそうです。
A-3型でスピナー付きのタイプ。
E. Ar196A-2 ドイツ空軍 第196艦上飛行隊 第1中隊
戦艦ビスマルク搭載機
これもA-2型の機体で、スピナーの無いタイプ。
Ar196は主力の艦載水偵として、
ドイツ海軍の大型艦に搭載されていました。
機体とパイロットは空軍の所属で、
後席に海軍士官が搭乗していたそうです。