蛇の目オヤジさん から頂いた画像です。('14 4/9)

製作  HN / 蛇の目オヤジさん

「ボックスカー 小倉上空にて堕つ!」 (フジミ&カフェレオ)

こちらは、B-29と五式戦による if ストーリー仕立てのジオラマ作品です。
以下は御本人のコメント。

『 製作理由 : 長崎にプルトニューム型原爆を投下したB-29
「ボックスカー」について調べてみますと、
当日の第一目標である小倉上空で芦屋から迎撃に上がった五式戦に
撃墜された可能性が有る様に考えるに至りましたので、
そのIFを1/144で空中ジオラマとして製作致しました。

 状況 : ボックスカーは、後部爆弾層に増加燃料タンクを設置
(多分、プルトニューム型原爆の重量過多のため)し、
小倉を空襲した後、沖縄に向かい給油後、テニアンに帰投する予定であった。

然るに、増設燃料タンクが故障した上に、当日の小倉の天候は、
雲に覆われ数度の爆撃航路に進入したものの目標が確認できず、
芦屋(五式戦)、築城(零戦?)が迎撃に上がったらしいとの情報を得た。
機長と指揮官が機上で相談(燃料も心もとないし、接敵も予想されるので、
このまま南西に進み第○目標の長崎に投弾して沖縄に向かおう。)ってことになり
長崎に投下して沖縄に緊急着陸(ローフュエル)したものである。
 もし、増設燃料タンクが故障していなかったら、
迎撃がもっと早かったら、歴史は変ってたかもしれない?

 設定 : B-29の高度は、8000mとのことであり、芦屋から上がった五式戦が
8500mに到達したところで爆撃針路に向け南西に飛行するB-29に会敵。
このままB-29の2時方向から20mm機銃と13mm機銃の連射により降下攻撃を実施。
右翼に20mm弾(炸裂弾)1発と13mm弾(徹鋼弾)2発が命中した。
この後、B-29は南西に遁走するも洋上に不時着水し水没した。

 製作記 : B-29はフジミ1/144ボックスカーですが、
キットのデカールは標準仕様であり、本機は当日、
偽装していたため、機番等は手書きしました。
本作もφ4mmの極細モーターを仕込み、ペラはカフス付き仕様に改造。
亦、20mm炸裂弾により1mの破孔が生じると試算し
13mm弾痕と併せてダメージ工作を実施。
 五式戦はプラキットが存在しなかったので1/144食玩の乙型に
同様のモーターライズを施し芦屋所在機の塗装で再塗装しました。 』


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