BIG BIRD ビッグバード VOL.2 世界の爆撃機・戦闘機
カフェレオ

'07 5/30 発売

 1/144大型機のシリーズ、第二弾。企画・製造はRLai systems社です。価格は650円。

 今回はラインナップが 3機種に増え、1/144化が初めての 96陸攻とP-61が含まれているのは嬉しいところです。

1. 三菱96式陸上攻撃機22型
 A 96式陸上攻撃機 22型 美幌航空隊
  (二色迷彩、373号機[写真上]と 323号機のデカール入り、数字デカール入り)
 B 96式陸上攻撃機 22型 第一航空隊
  (緑迷彩、322号機と323号機のデカール入り、数字デカール入り)

2. ノースロップ P-61 A/B ブラックウィドウ
 A P-61A 6th NFS Saipan 1944
  (オリーブドラブ塗装、”MOONHAPPY”と”NIGHTIE MISSION”のデカール入り)
 B P-61B 548th NFS Iow Jima
  (黒塗装、”night TAKE-OFF”と”Cooper's Snooper”[写真下]のデカール入り)

3. ハインケル He-111H-6
 A He-111H-6 5./KG26 第26爆撃航空団 第5中隊 (緑迷彩、3機分のデカール入り)
 B He-111H-6 2./KG27 第27爆撃航空団 第2中隊
  (冬季迷彩、他に 5./KG4 第4爆撃航空団 第5中隊 のデカール入り)

 シークレットは、
・96式陸上攻撃機 22型 報國508 (第一愛國婦人會號) [銀塗装]
・P-61A 422nd NFS France 1944 ”Impatient WIDOW”
 (黒塗装で銃塔の無いタイプ、他に ”Lovely Lady”のデカール入り)
・He-111H-6 DAK General Erwin Rommel Special Plane
 ドイツアフリカ軍団総司令官 エルヴィン・ロンメル将軍専用機 (砂漠迷彩)

・BAC TSR-2 (3機分のデカール入り)
とのことです。

 全体的に合わせが悪く、プラモ用の接着剤が効きにくい材質(ABS)なのは相変わらず。また、クリアパーツはGPPSにしては かなり透明度が低いです。組み立てにも結構手間が かかります。
 ただ、第一弾と比べると、パーツの接着が軽くなって分解・改造がしやすくなったことや、ダブリ対策に複数のデカールが付属するようになったことなどは大きな改善点です。
(追記 : 飛行形態での組み立てが可能になり、スタンドが付属するようになったのも改善点です。)

 デカールは、96陸攻に好きな機番を選べる数字デカールが入っている他、P-61にセクシーなノーズアートのもの(←大好き)が色々用意されているのも嬉しいところです。また、96陸攻とHe-111には、魚雷と爆弾パーツも選択搭載できます。

 以下は、組み立て時に色々気がついたこと。

・96陸攻の主翼は、ダボの塗装を削り取ってから組みつけてやれば、隙間が かなり減ります。

・He-111の主翼は、胴体側のダボの先を半分ほど切り取ってやると主翼の上下合わせが広がらなくなります。
 あと、脚庫扉パーツを脚柱パーツより先に付けてしまうと、脚柱が はまらなくなるので注意が必要です。
 また、余剰パーツは胴体下面の機銃×2 に使うんでしょうか?

・P-61は、そのままでは尻餅を付いてしまいます。そこで、水平尾翼下を支える為のスタンドが入っているんですが…… ゴツくて目立つんだな、これが(笑)
 そこで、オモリを組み込んで無理やり立たせるには、
1. エンジン部とコクピット+前脚庫内に鉛板を強引にハメ込む。
2. キャノピーの透明度が低くて中が良く見えないので、いっそコクピット全体を繰り抜いて、そこに鉛板を突っ込む。
などの対処法が可能でした。

 また、余剰パーツはレドーム内のレーダーアンテナでしょうか?


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