F-105D サンダーチーフ
エリア88 グエン・ヴァン・チョム機
(ローズリッジ製デカール使用)
F-105D Thander Chief
AREA88 Nguyen Van chom
'22 2/6 製作
エリア88所属 グエン・ヴァン・チョム 中尉 機
コミックス10巻「中空の大地」 ~コミックス12巻「暁の騎兵」に登場
キットは、アリイの「米空軍機・F-105 サンダーチーフ」を使用。
「きっと懐かしキット!」さん によれば、元は
旧オオタキから1974年頃に発売された製品の金型とのことです。
デカール(機首の虎マーク、主翼と胴体の虎柄、A88の文字)は、
ローズリッジ製のものを使用しました。
グエンは元 南ベトナム空軍少尉で、「トンキン湾の人食い虎」の名で
「ベトナムじゃ ちったァ知られたやつ」(ミッキー談)とのこと。
山岳基地への加入時からプロジェクト4のT10対空地雷で
撃墜されるまで この機体を使用していました。
(グエンが「チョッと怖いおじさん」だった頃ですね。
そのうち「チョッと子供好きのおじさん」に変わっていく……)
アリイのキットには増槽×3本が付属しますが、今回はコミック11巻で
反政府フォージャー隊の『雲雀の巣』を攻撃した時の仕様として
主翼下にフィン無しのナパーム弾×4本を搭載してみました。
ナパーム弾はφ5mmのプラ丸棒を削って こしらえています。
この時の攻撃隊でグエンは、先頭索敵:キム、
援護:シン&ミッキー、爆撃:サキ&グレッグ&グエンという
一騎当千(サキ談)のメンバーに選ばれています。
エフトイズ「センチュリーコレクション」のF-105D(写真右)と比較。
アリイのサンダーチーフは、旧オオタキ製品の中では
モールドが奇麗でパーツの合わせも良好な秀キット。
ただ、
・コクピット内は再現されていない。
・風防の幅が広い。
・機首が少し太くてグラマー。
・胴体の くびれ表現が弱い。
・水平尾翼の形が丸っこくて変。
などの特徴が有り、実機に似ているのは
後発のエフトイズ製品ですね。
また、アリイ製品には36戦術戦闘航空団(こんな感じ)
00464号機のデカールが付属していますが、
印刷が汚くて とても残念な出来です。
今回は、コクピット内を繰り抜いて
プラ板でシートを作製してみました。
胴体下の燃料ベントも真鍮線で追加しています。