ウイングキットコレクション VS16
エフトイズ
1. F-111 アードバーグ
従来 F-111は 旧クラウンと旧オオタキのキットが有りましたが、
どちらも古くてF-111E型のみ。
今回のモデルは主翼とインテーク部品が2種類有り、
F-111の各形式を作り分けられるように
しているところが意欲的ですね。
良い出来のモデルですが、脚パーツが繊細で
折ってしまいやすいのには注意が必要ですね
武装としてGBU-10誘導爆弾×4発が付属。
1-A. F-111A 米空軍 第428戦術戦闘飛行隊
主翼が短く、インテークに大きな板がついているのが特徴のA型です。
第428戦術戦闘飛行隊は1968年 1月20日に
最初のF-111A運用部隊として編成された部隊。
ベトナム戦争にも参加し、
1977年頃までF-111を使用していたようです。
GBU-10を使用していたか よく分からなかったので、
パイロンのみを付けてみました。
他に、同 第429戦術戦闘飛行隊 所属機のデカールが付属しています。
1-B. F-111G オーストラリア空軍 第6飛行隊
F-111G型は、FB-111Aの戦略爆撃機用装備を外して
通常型としたタイプ。
主翼が長く、板の無いインテークが特徴です。
オーストラリアは1990年代にアメリカからG型を購入し、
2010年頃まで使用していたようです。
モデルの機体色は全面ガンシップグレイになった新塗装の
ようですが、少し緑がかった不思議な色をしていますね。
他に、F-111C オーストラリア空軍 第1飛行隊 所属機の
デカールが付属しています。
ただ、C型のインテークはA型のような板付きタイプだったようなので、
1-Aに付属するパーツを流用 or プラ板で自作した方が良いかもしれません。
でも、私の知識不足なだけで このタイプのC型も普通に有るのかな?
1-C. F-111F 米空軍 第48戦闘航空団 第492戦術戦闘飛行隊
”ブローラーズ”
F-111F型は、D型の電子機器を簡素化したタイプと
付属の解説書にはありますが、本によってはレーダーが
機能強化されたとか精密攻撃能力を追加されたとか
色々書いてあって良くわかりません……
米空軍では最後まで使用された型式だそうで、
1999年に全機が退役したとのこと。
第48戦闘航空団は自由の女神が部隊マークに描かれており、
F-111を使用して湾岸戦争に参加したことでも有名だそうです。
他に、F-111E 米空軍 第55戦術戦闘飛行隊 所属機の
デカールが付属しています。