ロッキードマーチン F-16C ファイティングファルコン
Lockheed Martin F-16C Fighting Falcon

'16 2/24 製作

149FW Texas ANG 65th anniversary scheme 2012
Lackland AFB, San Antonio, Texas, USA


'12年に発売された、ドイツレベルの新金型キット。
スタイル、モールド等申し分ない出来です。

ただ、
・新金型のわりに荒れていて、パッと見 昔のキットのよう。
・ランナーに付いているパーツNo.がバラバラ(ランダム)で、
パーツを探し難い。
・そのままだとシートのパーツが つかえてキャノピーが嵌らない。
・インテイクのパーツの合わせが凄く悪い。
などの難点は有るようですね。

また、可変ノズルパーツはGE F110エンジン用(Block x0系)と
P&W F100エンジン用(Block x2系)の2種類が付属し、
今回はF110用を使う指定になっています。
水平尾翼や垂直尾翼も余剰パーツが含まれており、
今後の製品バリエーション展開も有るのでしょうか?


['22年 追記]

・ノズルパーツは上記にある通り、2種類。
・水平尾翼は、通常型とF-16A Block10以前の小型のものとの2種類。
・垂直尾翼は、通常型とドラッグシュート付きとの2種類。
・機首上面(風防前)はAIFFアンテナの有る部品と無い部品の2種類。
・主翼端ランチャーはエアロ3BとLAU-129A/A(アムラーム運用可)の2種類。
・主翼前縁のレーダー警戒装置受信アンテナの有無。
などの部品を選択することで、F-16の初期型からBlock50/52、
F-16AM、CCIP改修機などの新型まで選んで作ることが出来る
意欲的なモデルのようです。

レベルから この10年でデカール換え製品は
ベルギー空軍のF-16AM(タイガーミート機) のみの発売ですが、
他社の別売りデカールを使えば色々と作れるかな?


['22年 さらに追記]

このキットはポーランド製と表記が有るので、韓国製である
エース コーポレーションのOEM製品ではないようです。
(10年間 気付かなかった……)

箱に”Made in Europe”と大きく書かれていて、なんか昔のフジミの
キットに「純国産」のシールが誇らしく貼られていたのを思い出しました。



デカールは この派手な記念塗装 1種類のみ。

武装パーツはサイドワインダー×2、アムラーム×4、AGM-88×2、
誘導爆弾×1 と、豊富に付属しています。



エフトイズのハイスペックシリーズ vol.1(写真奥)と比較。
どちらも甲乙付け難い良い出来です。



各社F-16のキャノピーパーツを比較。
手前左からエフトイズハイスペック、レベル新キット、アリイXL、
中段左からドラゴン、ダイソー(アカデミー)、アオシマ(レベル旧)、
奥がエフトイズのアクロチーム。

中段のパーツは残念な形や大きさですね。



各社F-16のインテイクパーツを比較。
手前左からエフトイズハイスペック、レベル新キット、アリイXL、
ドラゴン、ダイソー(アカデミー)、
奥左からエフトイズのアクロチーム、アオシマ(レベル旧)。

ドラゴンやダイソーも変な形ですが、
アオシマに いたっては塞がってしまっています……


いっちょんちょん飛行機 トップへ