中共空軍 F-7II (中国製ミグ21)
MiG-21 / THE PLA AIR FORCE F-7II

'05 1/4 製作

トランペッター製イッチョンチョンの第一弾。1999年のキットのようです。

J-7とか成都 殲撃7(すごい名前だ)とも呼ばれる、
中国版のミグ21(初期型のMiG-21 F-13型)はこれが唯一もの。
おそらく他メーカーから今後出ることは無いであろう点で、貴重なキット化です。
シートや計器盤もあるなど評価できる点もありますが……

・翼が分厚い。  ・スジ彫りがすごく太い。  ・キャノピーが分厚い。
・脚庫が主翼上面まで貫通。  ・後脚の向きが逆(箱絵が正しい)。
・前脚がオーバースケールで、腰高になってカッコ悪い。
等々、90年代のキットとして見ると、つらいかもしれません。
腕自慢の方こそ チャレンジしてみては?


[追記]
MiG-21 F-13型をソ連からライセンス導入し、
コピー機として生産されたのがF-7型。
新たに垂直尾翼付け根にドラッグシュート格納筒が装備されており、
それは このキットでも ちゃんと再現されています。

F-7IIは その改良型で、
・射出座席を国産の新型に換装。
・キャノピー改設計。
・エンジンを改設計して推力向上。
・機体内燃料タンク増設。
などの改善がされているとのことです。
(モデルアート2000年 6月号「中国空軍の翼」より)



武装はアトールAAM×2、対地ロケット弾×2、増槽×3を選択搭載できます。

塗装指定はタミヤカラーなんですが、機体色の指定が無かったりするのが謎です。

(追記) どうやら クラウンの「ミグ21PF」を参考にして作られているようです。
(パーツ割が良く似ている為。)

クラウンのキットに比べ、コクピット内の再現など進化している
部分もありますが、上記の欠点の多くは
このキットの方が酷いのは なんだかなあ……


(さらに追記) どうやら、スケールも全幅 約1/141
& 全長 約1/137とチョッと大きいようですね。


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