ミニプラモデルコレクション 〜マルサン東宝キャラ編〜
バンプレスト・ユニファイブ
日本初のプラモデルメーカー、マルサンの かつての製品を、当時の箱・説明書を含めてミニサイズの復刻版としたシリーズです。
モデル本体は、当時の原型をもとにオリジナルのスナップキット化されたもので、彩色済みと無塗装のものがあります。材質はABSで、塗装や接着も可能。
1. 日本航空自衛隊 全天候迎撃戦闘機 F-86D セイバー (写真は彩色済みのもの)
エンジン (写真右下)や運搬用の台車まで付属する楽しいキット。尻餅を付かないように、機首にオモリを入れてやりましょう。
パーツの彩色は、パネルラインが塗り分けられたりしていて、結構凝っている印象を受けます。
航空自衛隊機(小牧基地 第3航空団初期のマーキングですね。)のシール入り。デカールではないですが、薄手の
つや消しで なかなか良い品質のものです。
オリジナルのキットは1/50スケールなのですが、これをミニサイズにした結果、イッチョンチョンに近いサイズになっています(一応ノンスケールと
なっていますが)。手元の資料と比べると、全長が1/144(!)、全幅が1/153、全高が1/124
ぐらいのようです。
モノクロームのF86F (写真左)と比べると、胴体(特に後半)が太く、主翼はチョッと細め、尾翼が少し大き目なのが目立つかな。正直、スケールモデルとしては厳しいのですが、そんな事を言うのは野暮というもの。
販売形態がブラインドボックスで、他に 怪獣「ゴジラ」、「バラゴン」、「エビラ」(笑)、潜水艦「ノーチラス」のモデルがあります。価格が525円と、そんなに安くは無いので、怪獣好きでない方は食玩ショップで選んで買った方が良いかも。私は風呂場でエビラで遊ぶので良いのですが。
なぜセイバーが東宝キャラ?と思ったら、ゴジラ映画の やられキャラという事らしいです。「ゴジラ」が第一作のポスターで手に持っているとか。