F/A-18E ”スーパーホーネット”
VFA-143 ’ピューキン ドッグス’
F/A-18E "SUPER HORNET"
VFA-143 'Pukin Dogs'
'20 8/20 製作
VFA-143 "Pukin' Dogs" 2004
VFA-143所属機の2機セット。
'06年に新金型で発売されたキット…… なんですが、
パーツ割りや形状、モールドなどが
ハセガワの 1/72('03~'04年発売)に凄く良く似ています。
模型雑誌では結構高い評価でレビューされているのを
いくつか見た記憶が有るのですが、
作らずに書いているんだろうな~(笑)
モールドはシャープなのでランナーで見た時の雰囲気は良いのですが、
組んでみると隙間や段差が目立ち、修正にチョッと手間取るのは
従来のドラゴン製品と あまり変わらないかもしれません。
主翼端は別パーツ化されているのですが、
実機とは分割ラインが異なっているため、
主翼の折り畳みを再現するのは大変です。
リサーチ不足が もったいない!
前脚のパーツは通常仕様の他に、カタパルトフックが
下げ位置のものも入っているのは良い!
改造に少し手間が掛かりそうですが、
フラップダウンさせて発艦時を再現したくなります。
また、ドラゴン特有の『こけし』パイロットが廃止されたのもgood!
主翼下パイロンは機体中心線前後に平行な仕様。
実機では投棄時の安全確保の為に、外側に4度開いているそうです。
武装パーツは豊富で、
・増槽×6本
・AIM-9M サイドワインダー×4発
・AIM-9X サイドワインダー×4発
・AGM-88 HARM 対レーダーミサイル×4発
・AGM-84H SLAM-ER 空対地ミサイル×4発
・GBU-10 2000ポンド レーザー誘導爆弾×4発
・GBU-12 500ポンド レーザー誘導爆弾×8発
・AN/ASQ-228 発達型前方監視赤外線ポッド×2本
が付属しています。
今回は、AIM-9XとAGM-88、AGM-84Hを搭載してみました。
付属デカールはVFA-143の2004年ロービジ仕様 403号機と
2005年CAG機の100号機(この機体)が付属。
VFA-143は '05年 3月までトムキャットも使用しており、
機種転換訓練が行われていた頃の機体のようです。
CAG機の方はカフェレオで作っているので、
もう1機は何か違うマーキングで作ることにします。
各社F/A-18Eが勢揃い。
カフェレオの「J Wings vol.2」(写真左上)、同じく「J Wings vol.4」(写真中段左)、
童友社の「紺碧の海と雀蜂」(写真右上)、
エフトイズの「スーパーホーネット ファミリー」(写真中段右)との比較です。
「J Wings vol.2」以外は比較的新しめの製品で、いずれも良い出来。
エフトイズだけは Block II のモデルという特徴もあります。
他に、ドイツレベルからも2011年に新金型キットが発売されており、
選り取り見取りですね。