帝国日本海軍 超重爆撃機 富嶽
Nakajima The Super Strategic Bomber FUGAKU G10N1
フジミ
'12 6/22 発売
「世界の超大型機シリーズ」と銘打って発売された、フジミの塗装済み半完成品。写真手前に大きさ比較で置いたSWEETの零戦が可愛らしく見える、全長35cm、全幅41cmの まさに超大型モデルです。
史実では開発図面のみに終わった架空機ですが、もし実機が配備されていたらと仮定した塗装4種類がラインナップされています。デカールは付属せず、マーキングは印刷済み。
#1. コG10-1 試作機塗装 (銀色 無塗装機)
#2. 鹿屋航空隊 (茶緑迷彩)
#3. 第762航空隊 フィリピン クラーク基地 (緑グレー迷彩)
#4. 第721航空隊 百里ヶ原基地 (緑一色、写真)
モデルは筋彫りの表現が繊細で、落ち着いた出来。以前フジミが代理店だったGIGA proの製品っぽい雰囲気も有りますが、今回はフジミの表記しか書かれていません。胴体の貼り合わせや、主翼と胴体の継ぎ目に少し隙間が出る傾向が有る為、削って調整してやると良いかもしれませんね。
飛行状態と着地状態を選択することが出来、飛行状態用の台座が付属しています。ただ、着地状態では思い切りシリモチを付いてしまい、ビッグモデルだけに機首内部に詰めるオモリの量も凄いことになりそうです。(私は諦めました……)
プロペラは写真の二重反転式のものと 6枚羽根のものを選択することが可能です。また、爆弾倉とラジエーターカバーは開閉を選択でき、爆弾倉内の爆弾も再現されています(爆弾が最初から塗装済みなのは嬉しいですね。)。銃座回転のギミックも嬉しいところ。
これだけの巨大モデルで価格が3150円なら、決して高くない気がします。ただ、4機とも買った人は置き場所に苦労するかもしれませんね(笑)