空技廠 海軍 陸上爆撃機 銀河
Naval Dive-Bomber ”Ginga” [Frances]
'07 1/10 製作
横須賀航空隊 所属機
モデルは、夜間飛行時の内面反射を防ぐために前面風防が
平面ガラスになった、一一型後期生産型のようです。
「双発小隊」シリーズの同一機種 2機セットで、旧イマイの金型によるキットです。
外箱や説明書にも、『昭和50年代製の金型により復刻、
再生されたもの』と、断り書きが付いています。
垂平尾翼が凸モールドの他は、30年前のキットにしては結構シャープな凹モールドです。
一部の合わせが悪かったり、バリが多かったりするのは、さすがに仕方ない所でしょうか。
また、アオシマ製品に共通の特徴ですが、塗装図が一切無く
『箱絵を参考にしてくれ』なのは、頂けません。
銀河に限らず、「双発小隊」シリーズにはマイナー機が多いので、
簡単な資料だけでも用意しておくと良いかもしれません。
デカールは 3機分が付属しています。
柔らかくて貼りやすいのですが、軟化剤に弱いようなので注意が必要です。
[追記]
この「ヨ-231」号機は、一一型の初期生産型のようです。
正確さを求めるなら、エフトイズの「双発機コレクション3」の方が良さそうですね。
第762海軍航空部隊 攻撃第262飛行隊 ”梓特別攻撃隊”
操縦員:三輪秀夫 飛長、偵察員:西田信義 一飛曹、電信員:横山侃昭 二飛曹
昭和20年 3月11日 九州・鹿屋基地
この写真の様に、エンジンカウルを外した状態で作ることも出来ます
(プロペラは回らなくなってしまいますが)。
今回は洋白線で、機銃、ピトー管、ループアンテナを追加したのみ。
腕自慢の猛者の方は、誉エンジンを徹底工作するのも良いかもしれません。
私には無理でしたが……
この「762-T92」号機は、菊水部隊 梓特別攻撃隊によるウルシー泊地攻撃に
第6小隊 2番機として参加し、未帰還となった機体です。
梓特別攻撃隊は銀河による最大の作戦で24機が参加しましたが、
作戦計画のまずさから米艦隊攻撃が日没後になってしまい、
空母ランドルフを小破させるのみに終わりました。
[こちらも追記]
この「762-T92」号機も一一型の初期生産型のようです
(実機の写真は離陸時のもので、不鮮明ではありますが……)。
こちらもエフトイズのモデルの方が良いかもしれませんね。
25mm三連装機銃、高射砲、魚雷(運搬台付き)、爆弾など、
アクセサリーが豊富に付属するのは嬉しいところです。