ウイングキットコレクション vol.2 WWII 戦闘機 編   エフトイズ

3. タイフーン Mk I B

A. 第197飛行隊 イギリス南部・タングメア飛行場 1943年 10月

飛行隊指揮官だったM.P.C. ホームズ少佐の乗機。
モデルでは再現されていませんが、
両主翼前縁に固有レターのZが白で描かれており、
脚カバー内部は赤地に白か黄のジグザグ線が記入されていたそうです。

今回、「タイフーンだけは翼がブ厚くて出来が悪いな」と最初思っていたのですが、
調べてみたら実機も翼がブ厚くて頑丈な機体だったようです。失礼いたしました。



デカールには「EL-U R8831号機」も付属しています。



B. 第451飛行隊 エジプト・アブキール 1943年 4月

こちらは珍しい砂漠迷彩の機体。
エジプト・アブキール(現在のアレキサンドリア付近)で運用試験が行われた
3機(EJ906、DN323、R8891)全ての機番がデカールとして入っています。
ところで、デカールに入っている「丸P」マークって何でしょうね?
[追記 : 原型/試験機(プロトタイプ)を示すマークなのだそうです。]

あと、作ってみて判ったタイフーン組み立てのコツなど。

・胴体パーツを先に分解し、プロペラのパーツを取り付けて隙間を
調整しておくと、後でプロペラがグラグラしないで済む。
・主翼パーツを少しV字状に曲げておくから胴体パーツに取り付けると、
主翼付け根に隙間が出来にくい。
・アンテナの塗装を剥がしておくと、キャノピーが付けやすい。


いっちょんちょん飛行機 トップへ