ウイングキットコレクション VS3
エフトイズ

1. 3式戦 飛燕 1型丁


ウイングキットコレクション vol.3の時は乙型と丙型だったので、
丁型のモデル化はエフトイズでは初となります。
機首が延長されてスマートに見える機体で、とてもカッコ良いモデルです。

ドイツから(無理を言って)輸入したマウザー砲を搭載していた丙型と違い、
丁型で採用した国産の20mm機関砲(ホ-5)は主翼内には納まらない為に
胴体砲とし、主翼には12.7mm機関砲を搭載しています。


1-A 飛行第55戦隊

こちらは濃緑色迷彩の機体で、胴体後部に白帯が描かれています。

飛行第55戦隊は、1944年 4月に大正飛行場にて編成された部隊で、
編成された当初から飛燕を装備していたそうです。

その後は小牧飛行場に移動後、
同年11月にはフィリピンに進出して闘ったとのこと。



1-A 飛行第19戦隊

飛行第19戦隊は、1944年に明野飛行学校にて編成された部隊。
こちらも編成当初から飛燕を装備していました。

その後は伊丹飛行場に移った後、
同年 7月にはフィリピンに進出したそうです。



1-C 第18練成飛行隊 「つるぎ」

こちらは褐色の機体。

第18練成飛行隊は飛燕のみで編成された飛行隊で、
特別見習操縦士官や少年兵の操縦教育を行っていたそうです。
機首の左には「つるぎ」、「いぶき」、「つくば」など、山の名前が記入されていたとのこと。

他に、飛行第19戦隊 所属機のデカールが付属しています。



1-D 第7練成飛行隊

こちらは銀塗装の機体。
尾翼のマークは、数字の「7」を模したものでしょうか。



1-D 飛行第56戦隊

飛行第56戦隊は、1944年 3月に編成された部隊で、
伊丹飛行場から九州北部の芦屋飛行場、海軍 佐伯飛行場へ
転戦してB-29迎撃に活躍しました。



1-E 飛行第55戦隊

こちらは濃緑色迷彩の機体。

尾翼に「矢」の文字が記入されており、
これは同隊 飛行隊長の矢野武文 大尉の頭文字であることから、
矢野隊長機との説も有るようです。

他に、飛行第56戦隊 所属機のデカールが付属しています。


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