Ju-87R スツーカ Ju-87R Stuka
'13 1/5 製作
Ju-87R-2 フーベルト・ペルツ少尉 機
エデュアルド '04年のキット。
Ju-87RはB型をベースに翼下増槽を搭載して航続距離の延長を図った
タイプで、キットもB型の機体に増槽パーツ×2が追加されています。
キットは簡易インジェクションのようでパーツ数は割りと少なめですが、
モールドは細めの凹で良い雰囲気。
ただ、パーツのダボが太くて切り離し時に破損しやすいのと、
パーツにバリが目立つのは仕方が無いところでしょうか。
コクピットも塞がっていますが、キャノピーの中は良く見えないので
あまり関係ないかもしれませんね。
プロペラのパーツは穴に差し込むだけのタイプで、手回しは可能ですが
フーフー吹いて回転させることは出来ません。
一つ気になったのはエルロン&フラップで、それぞれ分割されたパーツを
主翼にイモ付けする仕様になっており、瞬間接着剤が必須と思われます。
ここはエフトイズやアルジャーノンプロダクトの食玩の方が
組み立てやすく強度もあって良かったところですね。
このキットで特筆すべきは付属のエッチングパーツ。
爆弾架、水平尾翼の支柱、キャノピーのアンテナ支柱、
後部機銃(照準環まで有ります。)、ダイブブレーキなどが
再現されており、非常にシャープで見栄えがします。
ただ、破損しやすいので組み立ては結構大変かも……
他に、エアブラシ塗装用のマスキングシートも付属しています。
デカールはチェコ製のものが付属。柔らかくて貼り易く、印刷も綺麗です。
写真の赤蛇が胴体に描かれた砂漠迷彩の機体の他、
標準迷彩の機体のものが2種類付属しています。
また、蛇のマークは茶色のものも付いており、選択することができます。
この蛇マークの機体は諸説が有るようで、箱絵もキットの内容とは
迷彩パターンやマーキングが異なっていますね。
塗装指定はGSIクレオスが標準ですが、タミヤ、ハンブロール、
レベル、テスターも対応する塗色表が載っています。
マーキング&塗装図がカラー(通常のプリンター印刷?)
なのも判り易くて親切な印象です。
2013年は巳年ということで、ヘビ年シリーズ第1弾は
ヘビマーキングの機体です。