IDF クフィル C2+C7   IDF Kfir C2+C7


ドラゴン '07年のキット。
2機セットでC2型とC7型用のデカールがセットされています。
また、C1型(F-21 ライオン)用の小さなカナード部品も入っているので、
デカールが自作できる方は色々と作ることが出来そうです。

F-4やF-15のモデルと比べると とても小さく感じましたが、
長さを測ったらピッタリ 1/144スケールでした。
意外と小さい機体なのですね。


'14 2/11 製作

Kfir C2, 874th of the 101st Squadron, Hatzor Air Base, IDF 1980s

元は '80~'90年代くらいのキットのようですが、モールドは上品ですし
主翼のラインなんかは本当に良く出来ています。

ただ、
・インテイク周りやカナードの取り付け部に隙間が多い。
・排気ノズルは、そのままでは合わせが固くて入らない。
・こけしパイロットの頭が大きく、小さく整形しないとキャノピーが はまらない。
・脚庫の裏側が胴体パーツと干渉するので削る必要あり。
(ただし、削りすぎると脚庫に穴が開くので注意!)
など、手こずる部分も多かったですね。

また、小さな機体だけに各パーツも細かいので扱いに苦労するかも。
私は組み立ての際、キャノピーを握りつぶしてしまい、
スモークグレーを塗って、割れた跡を誤魔化しました。



あと、付属の「せっけいず」では主脚庫扉パーツの切り離し位置が
実機と違うので、気を付けましょう。[上写真]



2色制空迷彩用のデカールが付属。

ただ、塗装図では垂直尾翼塗りわけの濃淡指定が逆になっているので注意!
箱絵の方が正しいですよ。(私は見事に つられて間違えました……)



'14 2/22 製作

Kfir C7, 519th of the "Guardians of the Arava" Squadron,
Hatzor Air Base, IDF 1980s

C7型はハードポイントが増設されているのが特徴ですが、
キット上は特に差が有りません。

武装パーツはサイドワインダー×2と増槽×3が それぞれに付属。
おまけパーツでペイヴウェイII 誘導爆弾なども付いているので、
増槽と換装してみるのもカッコ良さそうです。

機首のピトー管を折ってしまいそうだったので、
0.3mmの真鍮線と溶きパテで作り直しました。
また、前脚も そのままでは曲がってしまいそうなので
真鍮線で補強しています。



3色砂漠迷彩用のデカールが付属。
塗装パターンは添付の塗装図が あまり参考にならなかったので、
インターネット上で拾ってきた画像を参考に適当に塗っています。

漫画「エリア88」や映画「アイアン・イーグル」シリーズに多数登場して
人気のある機種だと思うのですが、このスケールでは
ドラゴンのキット & かなり昔のデメテルの食玩くらいしか
モデルが無いのは何故でしょうね?
どちらも '14年 現在では入手が難しいだけに……


いっちょんちょん飛行機 トップへ