Prof. ざと さん から頂いた画像です。('09 3/17)
製作 HN / Prof. ざと さん
川西 十五試水上戦闘機 (強風・プロトタイプ:N1K)
試作 1号機 昭和17年 4月
(エフトイズ ウイングキットコレクションVol.2 紫電一一型 改造)
陸上戦闘機 紫電の元になった強風を、浮舟を付けて作製……
アイデアとしては簡単そうでも、実際は全然別の機体なんですよね。
本当に作ってしまう方が いらっしゃるとは驚きです。
改造の詳細については、以下の御本人のコメントをお読みください。
『 〔エンジン部分〕
エンジン部分はキットのままでは形状が違いすぎたので、
プラッツの「紫電改」のものを接着後にポリパテで整形しました。
スジ彫りで7.7mm機銃口とカウルフラップを閉じた状態を再現しました。
十五試水戦の排気管は単排気管ではなく、1本出しの集合排気管に
なっているので、市販パーツを削りだして作製しました。
十五試水戦の最大の特徴である二重反転プロペラは紫電改の翅を一旦切断し、
前方と後方のプロペラの角度が逆向きになるように接着して作製しました。
スピナーはラファールの増槽を切り取って使用しました。
〔胴体後部〕
紫電では尾輪を付けるために変更された胴体後部下面を、強風の
細く絞り込まれていた形状にするためにポリパテで裏打ちして削り込みました。
垂直尾翼は、強風の量産型では紫電のものに比べて
前方に延長された形状をしていますが、十五試水戦では
紫電とほぼ同じ形状をしていると思われたため、そのまま使用しました。
〔主翼〕
降着装置、翼下20mm機関砲ポッド部分の取り付け穴をポリパテで整形しました。
翼前縁部分の20mm機関砲は紫電と強風では取り付け位置が
異なっているため、銃口を新たに開口して再現しました。
〔浮舟〕
ヤフオクで手に入れたタカラのワールド ウィングス ミュージアムの
二式水戦のものを使用しました。
そのままでは小さいため、中央段差部分より前方6mm、後方2mm、
プラ板で延長しました。後部の舵もプラ板で作製しました。
支柱は、前方V字の補助支柱は二式水戦のものを幅詰めして
使用し、後方の支柱はプラ板の削りだしです。
両脇の補助浮舟も二式水戦のものですが、支柱はプラ板で作製しました。
塗装後全体にレッドブラウンで汚し塗装をしてみましたが、少し汚しすぎました・・・
』