アエロ L-39 アルバトロス C/ZO 練習機
Aero L-39 Albatros C/ZO

'11 7/2 製作

L-39ZO イラク空軍士官学校 所属機 ティクリート空軍基地


L-39アルバトロスは、チェコスロバキアのアエロ社が開発した
練習機で、世界各国で使用されている傑作機です。
大きさは日本のT-4並みで、とてもコンパクトな機体ですね。

アタックホビーから '06年に発売された製品で、
基本の練習機型であるC型と主翼を強化して軽攻撃機としても
使用可能としたZO型を選択して作ることが可能なコンボキット。
パーツは簡易インジェクションのようで ランナーに数字が付いていない為、
「せっけいず」の部品一覧と睨めっこしながら作る必要があります。
筋彫りは意外とシャープですが、部品の合わせは良くない感じです。

コクピット内も再現されていますが、そのままだとシートの背が高くて
キャノピーパーツと干渉してしまう為、仮組み調整は必須ですね。
また、水平尾翼パーツや主翼下のパイロンは
イモ付けなので注意が必要です。

飛行状態と着陸状態を選択可能ですが、着陸状態のときは胴体に
ピンバイスで穴を開けて脚柱部品を差し込むという豪快な設計。
着陸時には脚庫扉が閉まっているため、これでも良いみたいです。

C型では2つ、ZO型では4つの翼下パイロンを装備可能で、
増槽、空対空ミサイル、ロケット弾を選択搭載できます。



デカールは なかなか綺麗な印刷で貼り易い良質なものが付属。
チェコ共和国、ソ連、ベトナム、東ドイツ、イラクと色々な国の
機体を選ぶことが出来るのは嬉しいところです。
ただ、付属の塗装指定とデカール貼付図は かなり簡易なものなので、
インターネット等で資料を探した方が良いかもしれません。

また、アタックホビーからはL-39ZA(訓練/対地攻撃/偵察型)と
L39V(標的曳航用単座型)のキットも発売されているようですので、
作り比べてみるのも面白いかもしれませんね。

ところで、製品箱には「JACH」という表記も有るのですが、
チェコのメーカー JACH(ヤッシュ)と関係が有るのでしょうか?


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