ペンキまみれのM3 LEE
(ワールドタンクミュージアムキット VOL.5 ぷち改造)
'19 9/3 製作
M3 LEE 「ルル・ベル号」 米陸軍 第10戦車師団
車長・トゥリー軍曹(錯乱中)、ウォーリー[ニセ]軍曹、
フォーリー上等兵、ジョーンズ二等兵 等が乗車
1941年12月13日 ロサンゼルス シンクレア・ペイント会社
スピルバーグの大迷作(誉め言葉)映画「1941」に登場するM3 LEE戦車。
ペイント会社に突入してペンキまみれになった時点の姿で、この直後に
テレピン油&シンナーの会社に突入して、奇麗に洗われて出てきます。
んな、アホな!
劇中では、この戦車は街中のサンタの飾り物で頭を打って失神・錯乱中のトゥリー車長
(役者はブルース・ブラザーズのダン・エイクロイド!)に代わって、
軍曹の軍服を かっぱらったウォーリーが指揮。
サンタモニカのオーシャン遊園地に移動して
沖に現れた日本海軍の潜水艦「イ-19」を砲撃しますが、
乗っていた桟橋を雷撃で破壊されて水没してしまいます。
撮影に用いられたM3戦車はM4 シャーマンをベースにしたレプリカ車両とのこと。
M3では車体中央に設けられている前面の操縦手用 視察窓が、
この車両では左側に有るのが特徴です。
今回はモデルの視察窓モールドをデザインナイフで慎重に削り取ってプラ板で補強し、
車体にピンバイスで穴を開けて、劇中のように窓を開けた状態にしてみました。
ホントなら操縦手は頭からペンキを被っただろうな……
ペンキまみれになる前の姿。この時点で やめておけば良かった(笑)
車名の「ルル・ベル号」は、映画「サハラ戦車隊」に登場する
M3戦車のオマージュとのことで、
本当は車体横にアルファベットで車名が記入されています。
でも、どうせペンキで隠れてしまうと思って、今回は適当な
ジャンク文字デカールを貼って誤魔化していますけど……