マッキ MC.200 MACCHI MC.200
2000年に発売された、記念すべき SWEET初のキット。
この時から 2機セットでしたが、初期のものは成型色が
グレーとサンドイエローのランナーのみで、キャノピーも不透明。
後に「CLEAR VERSION」と呼ばれるサンドイエローと透明ランナーが
1個ずつ入った製品が発売されたこともありましたが、
現在は成型色がグレー×2のみとなり、「C.200AS トロピカルタイプ」と
同じ透明キャノピー部品も付属しているそうです。
添付デカールは日本製のもの(SWEETでは この製品のみ)。
静岡ホビーショーのブースでカルトグラフの社長が
このキットの出来を気に入り、次製品からの
デカール供給を申し出てくれたというエピソードも有ったとのこと。
計器盤や脚庫内用のデカールは付いていないので、
「C.200AS トロピカルタイプ」付属のものを流用するのが良さそう。
この製品では組み立てと塗装図がキャラメル箱の裏側に書いてあり、
箱を切り開いて使う仕様になっています。
また、全ての表記が英語のみなのも珍しいですね。
'20 6/8 製作
362-4 Summer 1941 Krivoi Rog/Russia
362a Squadriglia, 22 Gruppo Autonomo Caccia Terrestre.
中期型キャノピーの機体で、ダークグリーン地に
サンドイエローと茶色のモットリング迷彩が施されています。
迷彩は筆でチマチマ塗りました。
デカールは柔らかくて貼りやすいものでしたが、
少し薄くて透けるので 2枚重ねにしました。
(同一のマークが 2つ付属しているので可能です。)
また、デカール軟化剤の使用は避けた方が良いかもしれません。
85-8 Early 1942/Greece
85a Squadriglia, 18 Gruppo 3 Stormo Caccia Terrestre.
こちらも中期型キャノピーの機体で、上面オリーブグリーン迷彩。
中期型キャノピーはコクピット内が見えにくいので、
わざわざ中を繰り抜いたりしなくても良かったかも。
実機は、MC.72の主任設計者である
マリオ・カストルディが初めて設計した戦闘機で、
「サエッタ(矢)」と命名されて様々な戦線で活躍したそうです。
他に、砂漠迷彩×1 & 3色モットリング迷彩×3機分の
デカールが付属しています。