マッキ C.200 AS トロピカルタイプ
ITALIAN AIR FORCE FIGHTER
MACCHI C.200 AS TROPICAL TYPE
製品名の略称 「ネコ・マッキ」
(藤田幸久氏による箱絵にネコが沢山描いてあるからかな?)。
機体パーツは、従来製品の「マッキ MC.200」と同じものが 1機付属。
さらに 3種類の透明キャノピー パーツも付いています。
添付デカールはカルトグラフ製で、機体の迷彩用
大面積デカール(迷彩パターン 2種類)も付属しています。
箱裏にはキット製作に必要な工具類や
デカールの奇麗な貼り方も記載されていて、
一見さんにも配慮されているのは とても良いですね。
'04 1月 製作
第18独立航空軍 第85飛行隊 (リビア、1942年)
85^ Sqadriglia 18°Gruppo autonomo, Lybia 1942
後期型キャノピーで、アンテナ柱と
小型オイルクーラーが装備されているタイプの機体です。
砂漠迷彩は迷彩デカールによる再現です。
このデカールは、マークソフターで丁寧に作業すれば
へっぽこモデラーでも奇麗に貼れました。
['11 12月 追記]
このキットには 2種類のパッケージが存在し、
月刊モデルグラフィックス '02年 5月号掲載の
「雑多えんたあていめんと。」では
きれいなNASAちゃんBOX(写真上)がレアバージョン、
ウエザリングNASAちゃんタイプ(写真下)がノーマルBOXと
記述されています。
ただ、その後に再販された製品は写真上のパッケージのようで、
今となってはウエザリングタイプの方がレアものになっていますね。
'20 5/27 製作
第150独立航空群 第364飛行隊 (北アフリカ、1942年)
364^ Sqadriglia 150°Gruppo Autonomo North Africa, 1942
こちらは、後期型キャノピー(遮風板除去タイプ)の機体。
この砂漠迷彩もデカールによるものです。
コクピット内は塞がっているので、繰り抜いて
「ウイングクラブコレクション」付属のパイロットと
プラ板で作った計器盤を追加してみました。
また、プロペラは差し込むだけになっているので、
抜け防止にボールペン軸などを裏から付けると良いのですが、
No.6 パーツと干渉しないように 調整がチョッと必要かも。
パーツの脚収納部は塞がっていますが
(主翼が薄すぎて内部を再現できなかったらしい)、
この製品では脚庫内を再現したデカールが付属しています。
計器盤と脚庫内用のデカールは それぞれ 3個ずつ付いているので、
既発の「マッキ MC.200」にも流用できますね。
共戦国空軍 第8独立航空群 第93飛行隊 (シチリア島、1943年)
RA Cob, 93^ Sqadriglia 8°Gruppo autonomo C.T., Gabini 1943
こちらは後期型キャノピー(遮風板除去タイプ)で、
アンテナ柱と小型オイルクーラーを装備した機体。
自由イタリア空軍機の為、国籍マークが他と異なっています。
主翼ピトー管を真鍮線で追加してみましたが、
両翼に有るのは面白いですね。
他に、砂漠迷彩のイタリア空軍機 4種のデカールが付属しています。
ただ、パターンがチョッと異なるので迷彩デカールは使えず、
斑点部分は塗装しなければならないようですね。