ユーロジェットコレクション   エフトイズ

2. ダッソー ミラージュ2000


機首にピトー管が付いていることから、ミラージュ2000C のモデルです。
このスケールでは、キット・食玩含めて初になりますね。

1/144スケールのミラージュ2000は、エレールから「2000-5F」のキット
出ていましたが、インテイク横のストレーキが再現されていたり
脚パーツが割と精密だったりと、こちらのモデルの方が良い出来ですね。

ただ、垂直尾翼や主翼の付け根に隙間が目立つことや、
各部パーツの合わせが悪いことなど、組み立てはチョッと大変です。
キャノピーも機首側が広がっていて、あまり形が良くないですね。
(追記 : キャノピーは横から見ると良い形なんですが、
正面や上から見ると非常に違和感があります。
修正はチョッと難しいかもしれません。)

武装はR550マジック×2発、シュペル530D×2発と豊富で、
センタータンクのパーツも付属しています。


A. フランス空軍 第5戦闘航空団 第2戦闘飛行隊

こちらはフランス空軍の機体で、垂直尾翼にロレーヌ十字と3つのユリの紋章が
描かれている EC2/5 ”イル・ド・フランス”所属機。
写真の「5-OZ」の他、「5-OJ」、「5-OX」のデカールが付属しています。

映画「ナイト・オブ・ザ・スカイ」に登場するのは EC1/5 ”バンデ”所属機ですので、
ここは別売りデカールの発売が待たれる……なんて考えているのは私だけ?



B. 台湾空軍 第499戦術戦闘機連隊 第11大隊

こちらは台湾空軍に1997年から引き渡された、単座型の 2000-5Ei。
写真の2005号機の他に、2003、2007号機のデカールが付属しています。

[追記] 2000-5シリーズでは機首のピトー管が付いていないので、
切り取ってしまうのが正解みたいですね。(画像を差し替えました)

[さらに追記] 台湾空軍の機体は空中給油装置が省かれているので、
パーツを切り取った画像に差し替えました。
また、シュペル530Dミサイルも運用していない為、撤去しています。
(中国空軍のSu-27への対抗上、撃ちっ放し可能なMICAミサイルが
必要な為、2000-5型を導入したのだそうです。)



C. ペルー空軍 第412飛行隊

こちらはペルー空軍に1987年、10機導入された 2000Pと呼ばれる機体。
全機が、ラホーヤのマリアノ・メルガル基地に駐屯する
第4航空群 第412戦闘爆撃飛行隊アルコネスに所属しています。

写真の053号機(見難いですが……)の他、051と054号機のデカールが付属しています。

[追記] フランス空軍や台湾空軍の場合と異なり、
この機体はエグゾセ対艦ミサイルの運用能力を持っているので、
マイクロエースの別売ウェポンを搭載しても面白いかもしれません。


いっちょんちょん飛行機 トップへ