P-51B パイオニア・マスタング
P-51B ”PIONEER MUSTANG”


SWEETの新キットは、マスタングの前期型。
このキットも素晴らしい出来です。
プラッツのP-51Dと比べても、主翼やプロペラのパーツが
一体化されている分、製作が楽でした。

デカールは、第354航空群の3機+第8空軍のエース機 2機
+パッカード社献納機の6種類が付属。

通常の温室型とマルコムタイプのキャノピーパーツが選択できる他、
排気管カバー有・無、プラスチック強化圧力紙製増槽、
後期タイプアンテナなどの おまけパーツが豊富に入っており、
バリエーションも楽しめます。

 また、今回のパッケージや組立説明図には
機体についての解説文が多く書かれており、
全体的に硬派なキットという印象を受けました。箱絵も硬派ですね。

なお、キットの風防パーツには「Mustang III」との表示もあり、
今後は「RAFバージョン」の発売も期待できそうです。


'07 4/19 製作

第8空軍、第4航空群、第336飛行隊、
ドン・S・ジェンタイル大尉 機、デブデン、英国

43-6913, 336th FS, 4th FG, 8th AF,
Capt. Don S Gentile, April, 1944


「Shangri-la」のニックネームで有名な機体。
温室型キャノピーを装備しています。
キットでは、スピナー白塗装の有無と一部マーキングの変更で、
時期違いの2タイプを選択して作ることが出来ます。



'07 4/17 製作

第9空軍、第354航空群、第356飛行隊、
ジェームズ・ハワード中佐 機、ラシュデン、英国

43-6315, 356th FS, 354th FG, 9th AF, Lt. Col. James Howard, 1944


これは、第9空軍第354航空群(パイオニア・マスタング・グループ)
司令の乗機で、1944年2月頃〜3月頃の状態です。
マルコムフード装備にしたので、キャノピー後部に
洋白線でホイップアンテナを追加しています。

なお、箱裏の解説にもありますが、この”DING HAO!”機は、
キットのパーツやデカールを一部変更することで、
同一機の期間別に 3タイプを選択して作ることが出来ます。

◇タイプA. 1944年1月11日〜2月頃
風防は温室型(キットAパーツ)。
1月11日の空戦でドイツ機5機を撃墜してから
キャノピーを換装するまでの状態。
箱絵も この頃の機体です。

◇タイプB. 1944年2月頃〜3月23日頃
風防はマルコムタイプ(キットBパーツ)。
キャノピー換装後、垂直尾翼の白帯を廃止するまで。
上写真やキット塗装図の状態。

◇タイプC. 1944年3月23日頃〜
垂直尾翼の白帯デカール未貼付。
垂直尾翼の白帯を廃止後。最終機体塗装。
(尾翼のデカールを貼る前に撮影すれば、
この状態の写真を残せたのに。しまった!)


いっちょんちょん飛行機 トップへ