WW.II アメリカ軍 P-51D マスタング

P-51D Mustang World War II
United States Army Air Forces


'18年 10月に発売された、1/144大戦機の新シリーズ第1弾。

プラッツ/ベゴの従来キットと同じ金型を利用した
2機セットなのは同じですが、
パッケージには美しいボックスアートが描かれ、
組み立て説明書もカラーになっています。

上下左右のカラー塗装図が各機体ごとに用意されているのは
分かりやすくてgood!

組み立てでは特に注意点は有りませんが、
主翼下にロケットチューブ取り付け用の穴が開いているので、
これだけは塞いだ方がカッコ良くなると思います。


'18 11/22 製作

”COOKIE” 第359戦闘航空群 第368戦闘飛行隊
ジョン・T・ゴードン中尉 機
イギリス 東レサム基地 1945年

Lt. John T Gordon of 368th FS, 359th FG, 8thAF, USAAF
East Wretham, England 1945


機首のグリーンが特徴の第359戦闘航空群 所属機。
隷下の各戦闘飛行隊はラダーの色で識別されており、
368FSは黄、369FSは赤、370FSはダークブルーに塗られていました。



”HORSES ITCH” 第357戦闘航空群 第363戦闘飛行隊
エドウィン・W・ハイロ少佐 機
イギリス レイストン基地 1944年

Maj. Edwin W. Hiro of 363rd FS, 357th FG, 8th AF, USAAF
Leiston Suffolk, England 1944


上面オリーブドラブ/下面ニュートラルグレイ迷彩の機体で、
この塗装はP-51Dでは少数派とのことです。
胴体と主翼下面には識別用の
インベイジョン・ストライプが描かれています。

また、363FSのスコードロンカラーは赤ですが、この上面OD迷彩機では
ラダーを塗っていない例もあるとのことで、この機体も そうみたいです。

あと、この機体は垂直尾翼前のドーサルフィンが無い初期型なので、
パーツをデザインナイフで削り取り、丸ヤスリで整形しました。

他に、
・352FGのスタンジェル大尉機 ”Stinky 2nd”(こんな感じ)

・479FGのオールズ少佐機 ”SCAT VI”
(こんな感じ。この機体は旧シリーズNo.1のキットにも
同じマーキングが入っていました。)

・361FGのローゼンバーガー中尉機
(この機体に良く似た上面応急迷彩の機体)

のマーキングがデカール化されています。
デカールはカルトグラフ製。

”Stinky 2nd”以外の機体にはキャノピー枠用のデカールが入っていて、
面倒なキャノピー塗装を省くことが出来るのも面白い試みです。
(私は塗装しましたが……)

また、付属する増槽パーツは通常の75ガロンタイプの物のみです。


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