ウイングキットコレクション VS1
エフトイズ

2. P-51D ムスタング


意外にもエフトイズでは初のモデル化となるP-51D。
組み立てやすくて良い出来ですが、主翼下面 信号灯のモールドが
ズレているのでデカールを貼る際に注意が必要ですね。


2-A P51D-10-NA (s/n 44-14450) ”オールド・クロウ”、
米陸軍航空隊 第357戦闘航空群/第363戦闘飛行隊所属、
クラレンス・エミール ”バッド” アンダーソン大尉 or 少佐 乗機
(1944年秋/冬 イギリス・レイストン基地)

オリーブドラブ/グレイ塗装の頃の ”オールド・クロウ”
(彼の愛飲したバーボンの名前だそうです。)。
プラッツのキット「P-51Dマスタング ”第8航空軍”」にも
デカールが付属していた有名な機体です。



2-D 米陸軍航空隊 第318戦闘飛行隊

尾翼のチェッカーが派手な機体です。
米軍機の こういう塗装は良いですね。



2-E P-51D-15-NA (s/n 44-14985) ”The Millie G”
米陸軍航空隊 第8航空軍 第55戦闘航空群 第343戦闘飛行隊
エドワード B.ギラー少佐乗機

こちらは機首下部のオリーブドラブを剥がした機体。
スピナーは黄/緑、機首は黄/緑のチェッカー(グループマーキング)、
方向舵は343FS スコードロンカラーの黄色に塗装されています。
また、方向舵には赤で荒馬のマークも描かれていますね。

胴体上面のオリーブドラブ塗装は、英空軍のダークグリーンとの説も有るそうです。
また、かなり昔に発売されていたレベルの1/72キットの箱絵では、
このOD部分が赤で描かれたド派手な機体になっていたとのこと。
それはそれでモデルにしてみたい魅力的な塗装かもしれません。

また、この機体は1945年 春に英国キングスクリフ基地で
撮影された写真も残されているようで、
そちらでは胴体下面にインベイジョン・ストライプが描かれています。

ギラー少佐は撃墜3機&地上撃破6機を記録し、
30年の勤務で少将まで昇進したとのことです。



2-F P-51D-15 (s/n 44-14906) ”CRIPES A' MIGHTY”
米陸軍航空隊 第8航空軍 第352戦闘航空群 第328戦闘飛行隊長
ジョージ・E・プレディ少佐乗機 1944年11月 イギリス

これも派手な塗装。
胴体左のキャノピー横に撃墜マーク
(プレディ少佐の最終撃墜数は26.83機)が描かれています。



2-I 米陸軍航空隊 第375戦闘飛行隊

無塗装銀+インベイジョン・ストライプの機体上面に
オリーブドラブ塗装が施されています。
元々は全面シルバーだったのを応急的に
上面のみ追加塗装したのだそうです。


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