ウイングキットコレクション18 幻の傑作機
エフトイズ

3. P-51H ムスタング


P-51Hも このスケールではインジェクションキット、食玩を通じて初登場。
P-51Dと違って戦歴に乏しいH型は飛燕 II型改よりも
モデル化の可能性が低かった気もするので、
今回のラインナップは貴重なのかも。

P-51HはスタイルはD型に似ていますが、長く伸びた機首、
後ろに膨らんだ胴体下部、背の高い垂直尾翼など全くの別機体。
もちろん新金型のモデルです。


3-A. F-51H-5-NA 44-64203号機 AC-K
米空軍 AAC(アラスカ航空軍団)
第57戦闘航空群 第66戦闘飛行隊 1948年 4月26日


アラスカ州フォート・リチャードソンの雪山上空を
飛行中の写真が残されている機体。
AACのパイロットは常時耐寒訓練を受けており、
ベイルアウトに備えて耐寒用フル装備で飛行していたそうです。

他に、同飛行隊 44-64698号機のデカールが付属しています。



3-B. 米空軍 第95戦闘飛行隊 44-64248号機


機種左側に”Eliska! Katusha”の文字とハートマークが描かれた機体。
他に、同飛行隊 44-64279号機のデカールが付属しています。



3-C. テキサス州空軍 第111戦闘爆撃飛行隊 44-64631号機


P-51H(F-51H)の多くはジェット戦闘機の就役と共に
州空軍部隊に回されており、D型と違って
朝鮮戦争に参加することも無かったそうです。

他に、米空軍 第64戦闘飛行隊 44-64701号機の
デカールが付属しています。


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