日本海軍局地戦闘機 雷電21型 米軍捕獲調査機
J2M3 MITSUBISHI RAIDEN 「JACK」
U.S. Army Reconnoiter
'18 10/30 製作
試製雷電改 S12号機(製造番号3008)
米陸軍 航空技術諜報小隊 南西太平洋分遣隊
1945年 4~5月 フィリピン ルソン島 クラーク・フィールド飛行場
S12 Technical Air Inteligence Unit. S.W.P.A.
シリーズNo.「4」のキットで、鍾馗との 2機セット。
1945年 2月頃に、フィリピン近郊の日本海軍 主要基地だった
ニコルスで米海軍に発見された機体。
本来、フィリピンに雷電は いないはずで、
21型として制式兵器になる前の「試製雷電改」だそうです。
この機体は米軍調査でハイオク燃料を積んで 671km/h(5060m)の
高速を発揮しましたが、1946年にはスクラップにされてしまったとのこと。
アンテナ支柱はアメリカ製の垂直のもので、
φ0.5mmのプラ棒で こしらえています。
また、スピナー先端に謎の穴が開けられている他、
胴体中央の脚カバーは撤去されているようです。