ウイングキットコレクション vol.10 〜WW II アメリカ海軍機編〜
エフトイズ
3. SBD ドーントレス
モデルはSBD-5で、このスケールでは初になります です。
(ミツワのキットはSBD-4、アルジャーノンプロダクトの
「急降下爆撃機」はSBD-1とSBD-3です。)
[追記] レベルの「ミニシリーズ」キットにSBD-5が有ったようです。
コクピットパーツの組み立てにコツがありますが、
全体的には組み立てがラクで出来の良いモデル。
ダイブブレーキが開孔しているのは驚きです。
また、主翼パーツの胴体との合わせ目が未塗装になっているのも
組み立て精度が高い理由のようです。
A. SBD-5 米海兵隊 第231偵察爆撃飛行隊
コクピット脇に23回の出撃回数マークが描かれた機体。
コクピット前にはスペードエースのマークも描かれており、
このマークは部隊がVMA-231に なってからのハリアー
にも受け継がれているそうです。
ちなみに「世界の傑作機 No.40」には、
この機体はSBD-6と表記されています。
A. SBD-5 米海兵隊 第331偵察爆撃飛行隊
こちらも海兵隊の機体。
SBD-5は1200馬力のR1820-60エンジンを積んだ型で、
SBD中 最多の3025機が作られました。
(付属の解説書にあるR1820-52エンジンは、
SBD-3&4に搭載されたものです。)
B. A-24B 米陸軍 第407爆撃飛行隊
陸軍航空隊に採用されたSBD-5で、
”バンシー”という愛称が付けられていました。
海軍機と比べると活躍度合いは地味だったとのこと。
ただ、陸軍では戦後 '50年まで実用機として使用されたそうです。
着艦フックは撤去されている為、パーツを削り落としています。
C. SBD-5 ニュージーランド空軍 NZ5049号機
こちらはニュージーランド空軍で使用された機体。
SBD-5は24機が供与され、1944年 3〜5月にかけて
ブーゲンビル島方面の作戦に使用されたそうです。
C. SBD-5 ニュージーランド空軍 NZ5060号機
ニュージーランド空軍の機体には、ダークグリーンとダークブラウンの
二色迷彩を施された機体(NZ5050号機)も有ったそうなので、
リペイントしてみるのも面白そうですね。