世界の傑作機 SERIES 2   WINGS OF THE LUFTWAFFE   タカラ

'05 11/28 発売

 今回も、ハセガワ&文林堂とのコラボレーション企画で、ラインナップはドイツ機のみ です。

メッサーシュミット Bf109 E
1. Bf109 E-3   JG2 ベルトラム中尉機
2. Bf109 E-3   JGr.88 コンドル軍団
3. Bf109 E-4/N   JG26 ガーランド少佐機

メッサーシュミット Bf109T
4. Bf109 T-0   グラーフ・ツェッペリン搭載機
5. Bf109 T-2   JG11 クリストマン中尉機
6. Bf109 T-2   JG77 ヨハネス・ランビッヒ乗機

フォッケウルフ Fw190A-8/F-8
7. Fw190 A-8   JG54 ドルテンマン少尉機 (写真左)
8. Fw190 A-8   JG301 本土防空
9. Fw190 F-8/R3   JG27 タンクバスター

アラド Ar234 B-2
10. Ar234 B-2   スプリッター
11. Ar234 B-2   本部中隊
12. Ar234 B-2   冬季迷彩 (写真右)

 シークレットは、Bf109 F のガーランド機+MOTOR UNIT と V2 (有翼有人機) +LED UNITだそうです。

 今回からの特徴は、形態が完全彩色済みの組み立てキットになったことです。童友社の「翼コレクション」の1/144版といった感じでしょうか。Ar234なんかは小さい部品が多いので、翼コレクションより組み立てが難しいと思います。
 ただ、キット形式になったのは、個人的には非常に歓迎 です。むしろ、バリ等の修正を やり易くなりましたし。

 一応、完全はめ込み式ということになっていますが、小さいパーツ類は接着剤があった方が良いかもしれません。また、Bf109 T-0の着艦フックなどのサービスパーツの取り付けには接着剤が必須 (胴体にイモ付けなので注意!)です。
 材質はスチロール樹脂なのでプラモデル用の接着剤が使用できるはずなんですが、ABSに近い材質なのか、付きが少し悪いような気がします。コニシの「Gクリヤー」のようなゴム系の接着剤が あると万全かも。

 飛行形態と着陸形態が選択できます。Ar234の着陸形態では、シリーズ1にあったような透明の つっかい棒無しでもチャンと立ちますが、錘を入れてやった方がベターです。

 奇麗なタンポ印刷のマーキングや、読んで楽しい解説書といった、前作からの長所は健在。更に前作の欠点であった、深い筋彫りやキツイ墨入れは結構改善されているように思えます。Ar234の脚柱などの小物パーツは出来が良いし、今後が楽しみなシリーズです。

 でも、ラインナップの半分がBf109というのは 何とかならなかったんでしょうか(笑)

◇リペイント例   Bf109 T-0


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