ウイングキットコレクション vol.2 WWII 戦闘機 編 エフトイズ
1. 紫電一一型甲
モデルは、主翼に99式 2号 3型 20mm機銃×4挺
(翼内×2 & 翼下ガンポッド×2)を装備した一一型甲です。
A. 第341航空隊 千葉県・館山基地 昭和19年 5月
今回、一番力が入っている紫電。
過去のインジェクションキットでも、レシプロ機で
ここまでのものは思いつかないくらい細かいパーツ類です。
(その分組み立ても大変ですが……)
機番換え用の数字デカールには「-」(横棒)も入っているので、
他の部隊にも出来そうですね。
あと、この機体には何故か胴体右側だけ国籍マークが付いていなかったので、
SWEET 零戦21型(グリーン)の日の丸デカールを貼っています。
第341航空隊は昭和18年11月15日に編成され、紫電を最初に装備した部隊ですが、
当初は零戦での訓練で紫電の供給は昭和19年 2月中旬以降だったとのこと。
この部隊は その後フィリピンに進出しましたが、
昭和20年 1月中旬頃には ほぼ全滅してしまったそうです。
B. 第201航空隊 フィリピン ルソン島 クラークフィールド基地 昭和19年 10月
ルソン島で米軍に捕獲された、製造番号5511、「201-53」号機。
201空には零戦の損耗補充分として紫電が配備されていたようです。
こちらに付属する黄文字のデカールは、発色が悪く透けまくりで ほとんど見えません。
機番換え用の数字デカールも一応付いていますが、
他のキットなどから流用するか別売りデカールを使用した方が良さそうです。
モデルの出来が良いだけに もったいない。
製造番号”1324” (架空) [塗装ミス品?]
この紫電、どういう訳か胴体パーツのみ
シークレットの機体にある防眩塗装が施されていました。
なんかカッコ良いので そのまま組み立てています(笑)
ウイングキットコレクション 97艦攻のデカールを使って、
製造番号の書かれた完成直後の機体っぽくしてみました。
[追記]
せめて製造番号は5000番台か7000番台にすれば良かったかな……
(紫電一一型甲の製造番号は、鳴尾工場製が5251〜5550、
姫路工場製が7(0)51〜7250とのこと。)