スホーイ SU-47 ベルクート
Sukhoi SU-47 Berkut
'15 5/12 製作
スホーイ設計局の自主開発機による試作戦闘機。
実機は1997年にデモフライトした1機のみに終わったそうです。
ドイツレベル&エースコーポレーションのキットにある「S-37」とは
同一の機体で、2000年に「Su-47」に名称が変更されたとのこと。
前進翼の特徴的なスタイルは人気が有り、
エースコンバットシリーズなどのゲームにも何度か登場していますね。
キットはドイツレベル製品とは全く別の金型で、
ウェポンベイが再現されていたり
主翼下搭載の大型ミサイルが付属していたりと意欲的な内容。
ちょうどトランペッター製品が過渡期に有る頃のキットで、
それまでの製品の特徴だったブ厚い翼や
ゴツい運河彫りのモールドは かなり改善されています。
ただ、バリが酷かったりパーツの合いが悪かったりという所も
目立つので、楽に製作出来るわけではないですよ……
デカールはデモンストレーター機用の1種類のみ。
ただ、デカールの発色が悪い&版ずれが目立つ他に、
翼端やインテイク後ろのマークは赤と青の色指定が実機と逆のようです。
(今回は修正せず。)
また、付属の塗装図ではわかり難いのですが、
垂直尾翼の塗り分けが左右で異なっている点に注意が必要です。
キャノピーのパーツは そのまま付けるとコクピット内と干渉するので、
内部を削ったほうが良いですね。
他に、今回はコクピット両脇のピトー管と
コクピット後方のアンテナを真鍮線で追加しています。
下から見た写真。
ウェポンベイは開状態で製作することが可能で、
内部に小型のミサイル×8発(4発は底板の裏側)を搭載できます。
主翼下の大型ミサイル共々 大迫力ですね。