日本の翼コレクション3 JASDF Collection 3 エフトイズ
2. T-4
「アクロチームコレクション」以来、 2度目の登場になったT-4。
以前とは違う完全新金型とのことで、全体的にスマートになって
コクピット回りもシャープになっています。
胴体パーツの分割は旧版と似た感じで、
そのままだと胴体と主翼の隙間がチョッと気になるかもしれませんが、
削って調整してやるとピッタリ嵌りますね。
ピトー管のパーツが細いことと、増槽フィンの十字が斜め45度の
正しい向きになっている(これは このスケール初では?)のは良い感じです。
エンジンノズルが別パーツなので、紛失に注意!
同時期競作となった各社のT-4と比べると、
・価格が安い。(エフトイズ473円。童友社&GIGAは630円。)
・モールドはシャープかつ あっさりめ。(この辺は好みか?)
・機首は他社と比べて やや太くて短め。(これも好みか?)
・ピトー管と増槽の出来は圧勝。
・脚パーツは他社に比べると太目。(悪くは無いです。)
・塗装の塗り分けが いまいち。修正も多い。
・脚カバー、脚パーツが ちゃんと塗装されている。
・マーキングにズレが目立つ。(日の丸やウォークラインなど)
・デカール貼りが多いので、ちょっと面倒。
みたいな特徴でしょうか。
a. 第31教育飛行隊 (浜松) 753号機
こちらは通常塗装の機体。
他社のものに比べるとグレーが かなり濃い目の色調です。
「アクロチームコレクション」の頃からそうだったので、
これもエフトイズの特徴ですかね。
他に、同飛行隊の721号機、第302飛行隊 (那覇)の717号機と708号機、
第202飛行隊 (新田原)の684号機のデカールが付属しています。
b. 第11飛行隊 ブルーインパルス
ブルーインパルス仕様のモデルは、塗装塗り分けの はみ出しが
目立つことやブルーの彩度が低いことなどから、
チョッと出来が悪く見えてしまうのが残念です。
ポジションナンバー 1〜6と、725、726、730、745、804、805号機の
デカールが付属しています。
機番がデカールで選択できるのは嬉しいですね。
c. 第13飛行教育団 811号機
c. 第13飛行教育団 786号機
福岡県芦屋基地所属の機体で、視認性を高める為に
”レッドインパルス”とも呼ばれる派手な塗装が施されています。
写真の2機の他、807号機のデカールが付属しています。