ウイングキットコレクション VS17
エフトイズ
2. TBD-1 デバステイター
有名機のわりに このスケールでは何故か食玩どころか
インジェクションキットも皆無だったTBDが、待望のモデル化です。
脚柱の短い独特のスタイルがブサカッコ良いですね。
波板状の主翼再現など、なかなかシャープな出来のモデル。
組み立てもしやすくキャノピーパーツの精度も高いですが、
後ろ部分が干渉して嵌め合わせがキツいので
削って調整してやると良いです。
武装パーツとして魚雷が付属。
魚雷非搭載時用に爆弾倉カバーも付いているのはgood!
2-A. アメリカ海軍 第6雷撃飛行隊 11番機
空母エンタープライズ
全面ライトグレー塗装の機体で、この塗装は
1940年12月30日~1941年10月12日の時期のものだそうです。
他に、第3雷撃飛行隊 12番機 空母サラトガの
デカールが付属しています。
2-B. アメリカ海軍 第5雷撃飛行隊 3番機 空母ヨークタウン
上面ブルーグレー&下面ライトグレーで方向舵に赤白ストライプが
描かれた、1942年 1月5日~5月14日の短期間の塗装。
主翼の国籍マークが大サイズなのも この機体の特徴です。
珊瑚海海戦の頃も このマーキングでしょうか。
他に、第2雷撃飛行隊 8番機 空母レキシントンの
デカールが付属しています。
2-C. アメリカ海軍 第4雷撃飛行隊 2番機 空母レンジャー
1942年 7月 大西洋
国籍マーク中央の赤丸と方向舵の赤白ストライプが廃止された
1942年 5月15日以降のマーキングです。
2-C. アメリカ海軍 第8雷撃飛行隊 5番機 空母ホーネット
ミッドウェー海戦時のマーキングも こんな感じ。
同海戦時、ホーネットのTBD隊は15機が空母赤城を攻撃しますが、
全機が護衛の零戦により撃墜されてしまったとのことです。
2-D. アメリカ海軍 第5雷撃飛行隊 1番機 空母ヨークタウン
開戦前(1940年まで)のイエローバード時代のマーキング。
垂直尾翼の赤塗装はヨークタウン搭載機を示す共通標識。
カウリング先端と胴体の赤帯、主翼上面の斜め帯は
第1小隊1番機(セクションリーダー機)を示すとのこと。
また、胴体左右のペガサスに乗った女神のマークは
第5雷撃飛行隊(VT-5)のエンブレムです。
他に、海軍訓練コマンド ペンサコラ基地隊 82号機の
デカールが付属しています。