ウイングキットコレクション VS14
エフトイズ

1. キ45改 二式複座戦闘機 屠龍


「双発機コレクション2 双発夜戦」以来の登場となる屠龍です。
15年経っているだけあって、モールドがシャープになっておりカッコ良い!

モデルは生産前期の集合排気管を装備したタイプで、
機首パーツとして 12.7mm砲 2門装備のショートノーズと
ロングノーズの2種類が用意されています。

この為、結果として今回はデカール選択により
甲型、乙型、丙型(ロングノーズ)、丁型がラインナップ。
「双発機コレクション2」の丙型はショートノーズの初期生産型だったので、
エフトイズ食玩だけで色々なタイプの屠龍が揃うことになりました。

また旧イマイ(現アオシマ)のキットは乙型と丙型だったので、
甲型のモデルは このスケール初ですね。


1-B キ45改甲 飛行第5戦隊 第2中隊
昭和17年 柏基地(根拠飛行場) or 松戸基地(前進飛行場)


機首に 12.7mm砲×2門を装備したショートノーズの甲型。
全面灰緑色の機体です。
後席の7.92mm旋回機銃は格納状態という設定のようですね。

飛行第5戦隊は、昭和17年 4月28日に起こったドーリットルの
本土空襲時に迎撃を行った(でも追いつけなかった……)部隊。

尾翼の斜線 2本は、昭和17年 3月の改変から18年 7月まで
内地の防空任務に就いていた頃のマーキングです。
方向舵に固有機名のカタカナ1文字を記入していた
機体も有ったとのこと。

この当時の甲型は まだ上向き砲を装備していなかったようなので、
コクピット上の上向き砲は除去してリタッチしました。
キャノピーの塗装もチョッと変だったので修正しています。

他に、明野教導飛行師団 30号機 のデカールが付属しています。



1-C キ45改丙 飛行第45戦隊 第2中隊 11号機


こちらはロングノーズの丙型で、マダラ迷彩を施した機体。

飛行第45戦隊は昭和19年 1月に屠龍に改変され、
20年 2月までフィリピンを中心に襲撃機隊として活躍しました。
垂直尾翼のマークは「45」の図案化で、赤は第2中隊を表すそうです。

地上攻撃任務を中心とした部隊なので、
こちらの機体も上向き砲は無かっただろうと判断して除去しました。

他に、飛行第53戦隊 第3飛行隊 25号機と
「18」の白文字(機番替え用?)デカールが付属しています。


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