◇TripleNuts　　　ワンフェス2018[夏]レポート　(HN / 相田剣介さん御報告)

・Su-34

『　3Dプリント製のキットです。
Su-27系から進化した機体です。
配備が順調に進めば旧来のSu-24などの攻撃機の任務を引き継ぐ予定です。
かつては1/144だとトランペッターの残念なキットがありましたが、今回のこちらは完全にSu-34になっています。

オプションパーツとして主翼端のECMポッド、対AWACSミサイル、ロケット弾などが付属します。
キットのモデルは翼面フェンスやアンテナが追加されていたりとSu-34Mらしい機体なのですが、実機のSu-34が順次Su-34Mにレトロフィットされていて全体が一度に改装される訳ではないらしく、中途半端な機体も多数存在する為、キット名はSu-34とされたそうです。

これまで3Dプリント出力はShapewaysに発注されていたそうなのですが、このキットは家庭用の3Dプリンタで出力されています。
家庭用の3Dプリンタは日進月歩の模様で現在はかなり高精度な出力が可能になっています。
素材はアクリル系からABS系に変わり柔軟性が増した為、これまでの様にポキッと折れてしまう事が少なくなりました。
また表面の積層跡はある物の物性的により研ぎやすくなったので表面処理もかなり簡単になったようです。
そして価格的にもこれまではF-14クラスの機体では出力代の高騰もあってどうしても\6000台に乗ってしまっていたのが、今回の方法だとフランカーの様な大型の機体でも\4000台となり、リーズナブルとなりました。　』

・Yak-28P

『　3Dプリント製のキットです。
ソ連の戦闘機でPは防空戦闘機型です。

ソ連以外に輸出されなかった機体で西側からは長い間、謎の存在とされていました。
非常に多くの派生型が作られました。
外観は同世代の他の機種と比べるといかにも古臭く見えますが、今改めてみると「昔の未来」といった夢のある形に思えます。　』

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