ウイングキットコレクション vs ウイングクラブコレクション


 ウイングキットコレクション(以下、WKCと略)では、ウイングクラブコレクション(以下、WCCと略)と比べ、
・半完成組立キット形態になっている。
・脚周りや増槽、計器盤などが塗装されている。
・付属のデカールが細かくなっている。
などの全体的な変更に加え、機種別に結構変更点が見受けられます。

 以下の写真では、いずれも左がWKC、右がWCCです。



1. 零戦二一型

 WCC L3 との比較です。
・スピナーが一体化。
・ピトー管が追加。
・アンテナ線支柱がシャープに。
・キャノピーにハメ込み用の爪が付いた。
・垂直尾翼周辺にリベットのモールドが追加。
・カウリング下のインテイクが切断されている。




2. 九七式艦攻

・コクピット後席計器盤パーツの形状変更。
・ピトー管、アンテナ線支柱がシャープに。
・機首上面に段差が付いている。
・機首両側のリベット表現が省略。
・コクピット横の偵察窓(偵察員席の明かりとり窓)が、孔&透明パーツから凸モールド表現へと変更。
・スピナーの小型化。
・カウリング下インテイクの形状変更。
・主翼下面フラップ付近のパネルラインが、少しだけ変更されている。




3. 九九式艦爆

・コクピット後席の計器盤が追加されている。
・ピトー管、アンテナ線支柱がシャープに。
・スピナーの小型化。
・主翼端の形状が、やや変更されている。
・着艦フックパーツの追加。このために、胴体が左右貼り合わせ方式に変更されている。




4. 雷電

 WCCでも出来の良かった雷電。さすがに あまり変化が無いようです。
・コクピットのシートが小型化。
・増槽の取り付け位置が、少し後方に変更。




(SECRET) 雷電 青木義博 中尉機

・稲妻マークの赤い影が省略されている。
・垂直尾翼の機番が黄色に変更。




5. 紫電改

 今回の中で一番改善されているかも?
・スピナーが一体化。
・計器盤パーツの形状変更。
・キャノピーの小型化。
・主翼のリベット表現が、凸モールドから凹モールドに変更されている。
・主翼下面のリベット表現が増加している。
・ピトー管、機銃がシャープに。



6. 震電

 これのみ、ポピーの「架空戦記」が元になっているそうです。私は持っていないのですが、組立図から以下の相違は判りました。
・前脚収納庫扉が左右一体のパーツになって、組み立てやすくなっている。


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