二號零戦 (報国號) (零戦32型)
ZERO FIGHTER (A6M3 Model 32)
”HOUKOKU-GO” (Civil donation plane for the Navy)
'08 5/26 製作
台南航空隊 V-190 報国-874(定平號)
三菱3032号機 昭和17年7月3日製造
昭和17年8月、東部ニューギニア ブナ基地
V-190 Tainan Fighter Group, Buna, New Guinea, Aug.,1942
SWEETの新金型キット。
今回も素晴らしく組み立てやすく、良い出来です。
合わせも良く、今回はパテを全く使っていません。
あえて問題を言うなら、プロペラパーツのセンターが少し
ずれていることが気になるくらいでしょうか。
コクピット内にシートが追加されていること、従来の金属製増槽に加えて
280lt 木製増槽が付属すること、などは21型からの進化ですね。
また、3号空対空爆弾も付属しています(今回は使いませんけど)。
デカールは、まだ零戦32型の名称が付けられていなかった頃の
報国號のものが 5機分
(第2航空隊所属機×3、台南空所属機×2)付属しています。
SWEETの零戦21型(写真左)と比較。
主翼端の相違の他、21型はカウリングから胴体までの
ラインが かなりスマートなのが判ります。
今回、初めて機体色に「SWEET COLOR」の
「零戦・灰緑色」を使ってみました。
写真の21型は Mr.カラー #26の「ダックエッググリーン」なので、
色調の違いが意外と有るように見えますね。
SWEET COLOR の方が緑っぽくて、青畳のような感じの強い色です。
こちらは ウイングクラブコレクション L PART2 (写真手前)と比較。
SWEETのキットではカウリングが機首にかけて窄まっているのに対し、
WCC L2 では直線的で随分雰囲気が異なります。
WCC L2 発売当初、零戦32型の評判が あまり良くなかったのは
この辺りが原因だったのでしょうか。
「Q-102号機」はSWEETのキットにもデカールが入っていますが
垂直尾翼の文字は赤色と解釈されているようです。