ウィングクラブコレクション L Pt.4 バンダイ
1. 三菱 零式艦上戦闘機 52型
零戦52型はパート2以来の再登場。
パート2の時よりも上面迷彩の緑色が濃く、下面の灰色が薄くなっており、
日の丸が縁無しになっています。
また、モデルは塗り分けからすると中島製の機体のようです。
以下のデカール貼付例は、いずれも細部に色入れをしています。
第634海軍航空隊 戦闘第163飛行隊所属機 徳島基地 1944年9月
第221海軍航空隊 [嵐] 戦闘第407飛行隊? 所属機
笠ノ原基地 1944年9〜10月
九州・笠ノ原基地の列線に並んだ写真が残されている機体。
垂直尾翼の「D」は407飛行隊を表わしているが、この時期 同飛行隊は
鹿児島基地にて練成を行っていたと言われているとのことです。
第653海軍航空隊 藤井 一飛曹 乗機 大分基地 1944年9月
捷号作戦に備えて大分基地で練成中の写真が残されている機体です。
第263海軍航空隊 [豹]? 尾x 中隊長機 サイパン島 1944年6月
この機体のみ、Part 2 の時の52型を使用しています。
サイパン島で米軍に捕獲された機体で、「8-13」号機は童友社の翼コレクション
第一弾のスペシャル塗装にもなっており、こちらは日の丸の白フチは無しです。
ただ、米軍に捕獲された263空所属機の写真からすると、日の丸は白フチ付きで
機体上面は濃淡緑色のマダラ迷彩になっている可能性も有りそうです。
(追記
:
8-13号機の写真を他で見つけてしまったんですが、
日の丸の白フチ&マダラ迷彩共に無いようです。
正確な部隊名も不明との事です。
261、263空所属機のマダラ迷彩も、接収した米軍が
日の丸付近の汚れを落としただけ
との説がある様です。)
また、垂直尾翼上部の「^尾」の文字は、搭乗員の頭文字だそうです。
追記 :
主脚の取り付けが左右逆との指摘を頂いたんですが………………
全機そうじゃん!
今回に限って全機接着してしまっており、修正不可能でした(笑)