零戦52型丙
ZERO FIGHTER (A6M5c Model 52c)
キットは 2機入りで、胴体・主翼などが新金型。
主翼裏や 13mm機銃などは凄まじいまでのモールドです。
他に、エンジンや脚柱、水平尾翼などは32型・22型のパーツ、
風防は従来のパーツと同じものです。
デカールは、主翼端の白い神雷部隊など 7機分が入っています。
'09 8/13 製作
第203海軍航空隊 戦闘303飛行隊 谷水竹雄 上飛曹 愛機
昭和20年 6月〜8月 鹿児島基地/宇佐基地
203rd Flying Group 303rd Fighter Squadron W.O. Takeo Tanimizu
June-August 1945 Japan Kagoshima AB./Usa AB.
こちらは胴体の撃墜マークで有名な谷水 上飛曹の乗機。
キット製作時に気になった点としては、主翼と胴体パーツの
合いが少し悪く、段差が出来てしまうようです(特に右側)。
摺り合わせを しっかり行ったほうが良さそうですね。
また主翼前縁の黄色デカールは、機銃パーツの貫通部分に
開いている孔が そのままでは小さくて通らないので、
孔を広げておいてやると綺麗に貼ることが出来ます。
第203海軍航空隊 昭和20年 8月 長崎県大村基地
203rd Flying Group August 1945 Japan Omura AB.
キットには新たに 4点式 300lt 木製落下増槽と
3号空対空爆弾(架台の無い新パーツ)が付属します。
重武装で零戦らしくない迫力がありますね。
今回、上面の緑には SWEETカラー(ガイアカラー)の
「零戦・暗緑色」を初めて使用してみました。
Mr.カラー No.124「暗緑色(三菱系)」に
少し白を加えたような明るい緑色です。
このキットには '09年12月に発売された通常版
(箱絵が大西将美氏と藤田幸久氏、写真左)と 、
'09年7月のワンダーフェスティバル 2009[夏]で
販売された限定版(写真右)が存在しており、
箱絵の他に箱横の解説文が異なっています。
(キットの中身は全く同じです。)
このワンフェス限定版キットは相田剣介さん からの頂き物です。
ありがとうございました。