ウイングキットコレクション vol.3 WW II 日陸・日海・米機編
エフトイズ

2. 零式水偵   零式水上偵察機一一型


モデルは、フロートの支持方式が張線式(初期型)、プロペラスピナー付き(後期型)と、
初期型と後期型の両方の特徴を持ったタイプのようです。
また、消炎排気管を装備しています。


A. 重巡洋艦「羽黒」搭載機

零式水偵はコクピットの椅子が 3つとも別パーツになっており、
外からも見えて なかなか良い感じです。

こちらは明灰白色の機体。昭和17年春から末までの状態のようです。

デカールは他に「DII-3」号機(所属艦は何でしょ?)が付属します。
また、”FII” を ”FI”にしてやれば重巡「妙高」搭載機にも出来ますね。
(ちなみに「那智」は”WI”、「足柄」は不明とのことです)

['14年 追記] このサイトを御覧になった方からの情報で、
『日本の水上機』(野原茂 著)によると、
「DII-3」は重巡「古鷹」搭載機とのことです。

[さらに '18年 追記] 光人社刊の『軍用機メカ・シリーズ3 彩雲/零水偵』によると
「DII-3」は重巡「愛宕」搭載機と書かれていますが、
別のページに「愛宕」は「E-I」と書いてあり、何が正しいのやら……



B. 横須賀海軍航空隊 昭和19年

潜水艦探査用の磁気探知機を搭載した機体で、一一乙型とも呼ばれます。
磁気探知器搭載機は、垂直尾翼に黄色の斜め帯を記入して区別していました。
また、胴体日の丸の前に視力検査に使うような
白の「C」マークを付けていたという説も有るようです。
磁気探知機のアンテナを真鍮線等で自作しても面白そうですね。

また、この機体の実機はスピナー無しで、消炎排気管も装備していなかったようです。

機番換え用の数字デカールが付属しています。



C. 戦艦「大和」搭載機

こちらは濃緑色の機体で、カウリングも緑になっています。
艦識別符号が「212」になった、昭和19年 5月31日(or 8月1日)以降の姿です。
(追記 : でも、第二艦隊 第1戦隊 2番艦は「武蔵」のような気も……)

デカールは他に「241-01」(重巡「愛宕」搭載機、昭和19年 8月以降)が
付属しています。
(ちなみに「高雄」は”242”、「摩耶」は”243”、「鳥海」は”244”とのことです。)


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