メッサーシュミット Bf 109 F-4/Trop ”アフリカの星”
Messerschimitt Bf 109 F-4/Trop
”DER STERN VON AFRIKA” Star of Africa
SWEETの新作はメッサーシュミット。
第一弾は、マルセイユ機を中心としたトロピカル仕様の2機セットです。
気化器空気取入口はトロピカルフィルター付きタイプのものを
使用する指定になっています。
また、キャノピーパーツは2種類付属しており、
前面防弾ガラスの有無を選択する仕様です。
今回からシートがパーツ化された他、塗色指定にMr.カラーのNo.が
加わっているのが新たな改良点でしょうか。
'06 1/12 製作
ハンス・ヨアヒム・マルセイユ少尉
第27戦闘航空団 第3中隊 1942年2月
3./JG27 2nd Lt. Hans-Joachim Marseille, Feb. 1942
砂漠迷彩は胴体側面の中央にて上下に塗り分ける初期タイプで、
方向舵が赤に塗られていた時期(スコア50機)の機体です。
主翼端上下が白の戦地標識になっていないのも特徴。
キャノピーの防弾ガラスは無し。
デカールは、マルセイユ機 4(+2)種類と、
トロピカルタイプ仕様のものが3種類入り。
尾翼の「鉤十字」も ちゃんと入っています。
おまけ として、マルセイユの愛車 ”OTTO”キューベルワーゲン用の
1/144、1/72、1/48サイズのデカールがセットされています。
写真右のキューベルは、ワールドタンクミュージアム 3を
アフリカ仕様にしたつもりなんですが…… ホイールが変……。
'06 1/10 製作
ハンス・ヨアヒム・マルセイユ大尉
第27戦闘航空団 第3中隊 1942年9月15日
3./JG27 Capt. Hans-Joachim Marseille, Sept. 15, 1942
こちらは胴体側面全体がサンドイエローで塗装された後期タイプ迷彩。
マルセイユが9月15日にトマホーク戦闘機 7機を撃墜し、
スコア151機となった時の機体です。
キャノピーの防弾ガラスは無し。
他に、9月30日時点(スコア158機、最終時仕様)での方向舵デカールも
付属しており、選択使用することが出来ます。
プロペラは、3つのパーツを組み合わせて作るのですが、
うまく調整しないと中心軸が狂ってしまうので要注意です。
私は結局、軸を切り落として接着する羽目に……
タカラの「世界の傑作機 SERIES 1」 (写真右) と比較。
評判の良いSERIES 2なら ともかく、彫りが深くてモールドが
ごつい SERIES 1と比較しては いけないですね。
'11 6/6 画像追加
タミヤの「情景テクスチャーペイント 砂 ライトサンド」を
100円ショップ「ダイソー」のケースに塗って、
手抜きジオラマを作ってみました。
['17 12/15 追記]
'17年に本製品のリニューアル版が発売されました。
表や横の箱絵が藤田幸久氏のコミックバージョンに変更された他、
キットの成型色がライトグレーになっています。
箱横の解説文も少し変わっていますね。