1/144飛行機モデル '07年~'10年のできごと


◇'07年
1月
・プラッツから自衛隊機キットシリーズ(エフトイズの日本の翼コレクションをキット化した物)が発売。この後、エフトイズの食玩をキット化した製品が継続的に発売されるようになり、今も続いています。

8月
・エフトイズから「ウイングキットコレクション vol.1」が発売。こちらは組み立てが必要な塗装済み食玩として、エフトイズ 2大シリーズの一つとして現在まで続いています。

11月
・ドイツレベルから「トーネードIDS」のキットが発売。ただ、昨年発売したキットと品番が同じままで箱絵が変わっており、混乱することに…… 購入して中身を確認すると、成形品が同じながらデカールは ちゃんと変わっている別製品でした。

・タカラトミーから「ミッドナイト イーグル」が発売。ハセガワが原型製作したF-15がラインナップされており、その従来キットを凌駕する精密な出来に驚きました。このモデルは '09年に発売される「技MIX 航空機シリーズ」に受け継がれることになります。

12月
・ドラゴンから「クフィル C2 & C7」が発売。ホント、このキットを もっと買っておけばよかった…… いまでも再販希望No.1です。

・この年ぐらいから年間の出来事数が少なくなっていますが、既存のメーカーの新製品をいちいち書いていないだけで、決して発売数が減っているわけではないです。ただ、新規参入会社が少なくなったという印象はチョッとあるかもしれませんね。


◇'08年
1月
・フジミから「UH-1N イロコイス」と「ウエストランド リンクス」が発売。中身は1982年のキットを再販したもので、5月にはパーツがクリアー成型の製品も販売されました。

3月
・バンダイから「HDM ウルトラ超兵器 Monster Attack Team編」(帰ってきたウルトラマンに登場するメカ)が発売。一応、箱スケールなのですが、全体的に1/144に近い縮尺だったのが嬉しいモデルでした。

8月
・ピットロードから「F-35A」のキットが発売。同社の面白いところは、この金型を利用した塗装済みキットや完成品も後に販売している所です。10年おきぐらいで再販されたのも嬉しいところ。

9月
・スケールアヴィエーション '08年 9月号別冊として「1/144 BASIC いっちょんちょん・ベーシック [大戦機編]」が発売されました。ただ、1/144スケールの雑誌特集は これが最後で[現用機編]は無かったことを思うと、売れ行きは芳しくなかったのでしょうか?


◇'09年
2月
・イエローサブマリン秋葉原スケールショップで「1/144飛行機模型コンテスト」が開催。以降、定期開催されます。ただ、へっぽこの私は一度も参加したことが無い……

5月
・青空モデルから「F-23S グレイファントム」が発売。個人の方が開発した架空機のインジェクションキットで、もの凄く出来が良かったです。

・タカラトミーから「技MIX 航空機シリーズ」として F-15J/DJが発売されました。「ミッドナイト イーグル」由来のモデルで、美しい塗装や繊細なタンポ印刷によるマーキングに驚いたものです。売れ行きも好調だったようで、8月には緊急再販もされていましたね。当時、2100円というのは納得の高価格だと思いましたが、ここから技MIXシリーズも1/144スケール全体も価格アップが進んでいきます。

6月
・SWEETから「零戦32型 ソロモン航空戦」が発売されました。この製品、パッケージは藤田幸久氏のコミックバージョンで、箱絵が2種類存在します(でも中身は一緒)。ついついファンは両方買わずにいられない罪作りな仕様ですね。この後、SWEETは たびたび この作戦を使用してきます(笑)

9月
・トランぺッターから「Me262A-2a」が発売。トランぺッターの小型ジェットというと出来が酷い印象が有ったのですが、この頃から そんなに悪くないキットへと変貌していったようです。


◇'10年
3月
・バンダイから「大人の超合金 アポロ11号&サターンV型ロケット」が発売。全長76cmのビッグモデルで、52290円と価格もビッグでした。

8月
・GIGA Pro((溶接棒などを作っている東海溶業という会社のブランドだったらしい)から「T-4 COLLECTION」という塗装済みモデルが発売。新規メーカーながら なかなか良い出来でした。ただ、GIGA Proの製品は後にP-2Jがフジミ扱いで出たのみで、その後聞かなくなってしまったのは なんだか惜しいです。


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