フェアチャイルド A-10A サンダーボルト II
エリア88 グレッグ機
(ローズリッジ製デカール使用)
FAIRCHILD A-10A THUNDERBOLT II
AREA88 GREG GATES
'20 4/6 製作
エリア88所属 グレッグ・ゲイツ大尉 機
コミックス9巻「黄金の闘士たち」 ~23巻「永遠の時の流れの中で」に登場
キットは、アリイ時代の
「A-10A サンダーボルト II (シャークマウス)」を使用。
元は旧エルエスの金型を使用した製品で、
・旧エルエス製品の中でも 1、2の出来の良さ。
・下手な 1/48キットよりスタイルがバツグン。
などと言われている名キット由来のものです。
・エンジンポッドと胴体の合わせが少し悪い。
・主翼下面 主脚収容部の後ろ側に少し隙間ができる。
・爆弾パーツに押し出しピン跡が目立つ。
などの欠点も有りますが、
ドラゴンのA-10Aよりは ずっと組み立てやすいです。
デカールはチャコールリザード迷彩時代のフライングタイガース所属
シャークマウス機(こんな感じ)のものが付属しますが、
あまり印刷が綺麗ではなかった為、
別売りデカールを使用してみました。
新谷かおる氏の漫画「エリア88」における
ナンバー3 パイロット&対地攻撃の名手にして、
「革命の父」「ヒゲダルマ」と称えられたグレッグの愛機。
地上空母戦を きっかけに無理を言って購入し
(マッコイ曰く、「NATOに配備になるやつを
途中で ちょろまかした」機体)、
最後のアスラン首都攻撃で墜落するまで長期間活躍しました。
機体には斑点状の迷彩が施されており、コミックス10巻の裏表紙には
かなり明るい色調のグレーで描かれています。
今回はMr.カラーの#306グレーと#338グレーで塗ってみました。
デカールは、ローズリッジ製の「新谷かおるDECAL No.49」を使用。
ドクロのパーソナルマークはコミック中でも
尾翼の表裏に描かれているため、そのように貼っています。
また、細かいマーキングには、ドラゴンのA-10Aに
付属したデカールの余りも使用しました。
キットには、武装として
・Mk.20 ロックアイ クラスター爆弾×2発
・AGM-65 マーベリック 空対地ミサイル×6発
・Mk.84 2000ポンド爆弾×5発
・AN/ALQ-119らしきECMポッド×1基
・謎のポッド×1基
・600ガロン増槽×3本
が付属しています。
今回は、コミックス10巻の裏表紙絵を参考に、
右主翼下に M117通常爆弾×2発 と
左主翼下に BLU-27ナパーム弾×2発を搭載してみました
(アリイの爆弾セット使用)。
エフトイズの「ウイングキットコレクション VS12」(写真左上)、
ドラゴンのキット(写真右上)と比較。
スタイルとしてはエフトイズに近い(=実機にも近い)感じで、
ドラゴンは やはり細くてカッコ良すぎますね。
アリイ(&旧エルエス)のキットは、'20年現在では
入手がチョッと難しいかもしれません。
ただ、これとパーツが非常に良く似ていると言われる(笑)
レベルのキットなら今でも販売している模型店が有るようなので、
こちらを探しても良いかもしれませんね。
[追記]
レベルのキットは旧エルエスとパーツ構成は似ているが
全くの別物で、かなり出来が悪いそうです。
(紅の豚骨さん、情報ありがとうございました。)