F-5E/N タイガーII   F-5E/N TIGER II


'19年に発売された、フライングカラー・セレクションの第13弾。

キットパーツは、エフトイズ製食玩
('07年発売の「アクロチームコレクション2」)由来。
エフトイズの中では初期のモデルですが、
翼パーツは薄く スジ彫りも奇麗で、
意外と良い出来だなと見直しました。
水平尾翼の下半角がピタリと決まるのも良いですね。

飛行姿勢と着地姿勢が選択できますが、
飛行姿勢用のスタンドは付属していません。
また、シートとパイロットのパーツも省略されており、
この辺りは食玩よりも退化しているのは残念です。

・インテーク周りにチョッと隙間が出来る。
・組立図の前脚パーツは前後が逆に描かれている。
などが組み立て時の注意点でしょうか。


'22 7/1 製作

アメリカ海軍 VFC-13(第13混成戦闘飛行隊) ”ファイティング・セインツ”
2007年 ネバダ州 ファロン海軍航空基地

US Navy VFC-13 "Fighting Saints" NAS Fallon, 2007
F-5N Tiger II (AF-27/761562)


米海軍アドバーサリー部隊の機体。
同飛行隊のF-5Fはドラゴンのキットにもラインナップされていましたね。

「F-5N」は、スイス空軍のF-5Eを米海軍が
購入した際に付けられた名称のようです。
この時に機関砲が撤去されたとの記述も有るのですが、
実機の写真を見ると残っている機体も有って良くわからない……
ダミーが付いているのでしょうか?



増槽や武装パーツは付属しないので、ジャンクのAIM-9と
ACMIポッド(プラ棒と洋白線で作成)を主翼端に搭載してみました。

また、コクピット内にシートをプラ板で拵えて
ジャンクパーツのパイロットも乗せています。



'22 7/10 製作

アメリカ海軍 VFC-13(第13混成戦闘飛行隊) ”ファイティング・セインツ”
2017年 ネバダ州 ファロン海軍航空基地

US Navy VFC-13 "Fighting Saints" NAS Fallon, 2017
F-5N Tiger II (AF-13/761578)


こちらも同じく米海軍アドバーサリー部隊の機体。
全面セミグロスブラック塗装&赤字のマーキングという
凄みの有る塗装です。



1980年代から同じように塗られた機体が
VFA-127にも存在していたようで、
1986年の映画「トップガン」にも『MiG-28』という架空の機体として
こんな外観のF-5EとF型が出演していましたね。



'22 7/18 製作

スイス空軍 第8飛行隊 2013年 スイス マイリンゲン空軍基地

Swiss Air Force Fliegerstaffel 8 Meiringen AB, Switzerland, 2013
F-5E Tiger II (J-3055)


こちらはスイス空軍の機体。
胴体背部に生産当初からILSブレードアンテナが有るのが特徴です。

キットには「J-3079」号機の機番のみ が付属していますが、
こちらはエフトイズの食玩で作ってしまっていたので、
今回は逆に食玩付属の機番を使用してみました。



主翼端のサイドワインダーは、
プラッツ「航空自衛隊機用ウエポンセット」付属のAIM-9Pを使用。

スイス空軍のAIM-9は弾頭部以外を視認性向上の為に
ディグロウオレンジやゴールドに塗装されているそうです。
これは万一の落下事故の際に発見しやすくするのが目的とのこと。


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