局地戦闘機 紫電改 (後期型)
I.J.N INTERCEPTOR SHIDEN-KAI
”LATER VERSION”
'06 11/2 製作
試作6号機 海軍航空技術廠飛行実験部
1944年 9〜10月頃 横須賀
PROTOTYPE 1944 YOKOSUKA
プラッツ/ベゴ 初の WWII 日本機は「紫電改」こと紫電21型の2機セット。
垂直尾翼の面積を縮小した後期型(紫電21型甲)をキット化しています。
今回も なかなかの好キットで、モールドは綺麗ですし、
特徴的な主翼の表現も面白いです。
ピトー管、機銃、尾輪など、シャープすぎて折らないように
注意が必要(私は尾輪を折ってしまいました)。
写真の機体は、いつも行うようにピトー管を真鍮線に
交換していないのですが、とても細いですよね。
キャノピーは薄くて柔らかい、変わった材質で出来ています。
少し透明度が低いですが、傷が付きにくくて良いです。
ただ、ファーストロットにしては
バリが多いのはチョッと気になる点ですが……
塗色指定は Mr.カラーのみ。
デカールはカルトグラフ製で、
「剣」部隊 林 大尉機(この機体)など 5種類が選べます。
写真の試作機が選択できるのは面白いところ。
機銃を折ってしまった人用に(?)、
機銃未装備の機体(この機体)も作る事が出来ます(笑)
あと、プロペラに貼るデカールは ものすごく細かいので大変。
真夏に作っていたら集中力が続かなかったかも。
キーッ!って ならないようにね。
この黄橙色の増加試作機は「試製紫電改」製造番号 川西96号機で、
試製紫電改の通算第6号機にあたるそうです。
後期型の細い垂直尾翼を付けているのが特徴で、
この新しい垂直尾翼の特性テストに使用されていたらしいとのこと。
'06 11/21 製作
第343海軍航空隊 戦闘第701飛行隊
隊長 鷲淵 孝 大尉機 1945年4月 松山基地
343rd Naval Flying Group, April 1945 MATSUYAMA Air Base
343空で最先任の飛行隊長であり、
第701飛行隊「維新隊」の隊長だった鷲淵大尉の乗機。
隊長機を示す胴体帯は、白色との証言が有るそうです。
バンダイのウィングクラブコレクションL (写真右)と比較。
こちらは垂直尾翼の大きい前期型なので、写真でも
前縁部分がチョッと広いのが お判り頂けるでしょうか。
WCC L も結構出来が良いと思うんですが、
プラッツのキットは より一層シャープですね。