水上機コレクション SEAPLANE COLLECTION エフトイズ
'05 10/31 発売 (東日本) & '05 12月 発売 (西日本)
1/144 WORK SHOP 第五弾。今回も機種が選べる親切仕様なのが嬉しいですね。
かなりマニアックで売れるのか心配してしまう企画でしたが、作り手のこだわりが感じられ、出来の良いラインナップだと思います。監修はアンリミ・モデル。
1. 零式観測機一一型 Mitsubishi F1M (Pete)
前期型 第19航空隊 (明灰白色塗装)、特設水上機母艦「神川丸」搭載 (濃緑色塗装)
2. グラマン JRF-5 グース Grumman JRF-5 Goose
アメリカ沿岸警備隊 (写真左)、海上自衛隊 鹿屋航空隊
3. マッキ M.33 Macchi M.33
1925年 シュナイダー・トロフィー (写真右)、イタリア空軍 高速飛行学校
4. マッキ MC.72 Macchi MC.72
MM181 1934年10月・世界速度記録樹立、MM177 1933年4月・世界速度記録樹立
シークレットは、
零観 後期型 第951航空隊所属機、グース 海上自衛隊 大村航空隊 第91飛行隊
(灰色塗装)
M.33 仮想塗装 (映画「紅の豚」風の赤色塗装)、MC.72 仮想仕上げ (機体の素材色)
とのこと。
今回の抽選プレゼントは、シュナイダー・トロフィーのミニチュア(300名)。
今回も材質はABSで、マッキの2種にはジオラマ風の展示台+人形3体付き。零観にはドリーが付属し、グースは着陸姿勢と飛行・着水姿勢が選択できます。
デカールはグースとマッキの2種に付属しますが、機番を選べるのはM.33のシュナイダーのみ。MC.72のフロート脚柱デカール貼り付けにはチョッと苦労するかもしれません。
今回、特筆すべきなのは、今までとはタッチの変わった解説書。上品なイラストと伝記調の文章が非常に良い雰囲気で、内容も面白いです。零観だけ選んで買っている人 (私もそうしようと思っていたことも……) も、ぜひ騙されたと思ってマッキを買ってみると、この機体に興味が湧くんじゃないでしょうか。
◇リペイント例 マッキ M.33 紅の飛行艇
水上機なので浮くかな? と、水に浮かべてみましたが……
上翼まで水に浸かってしまいました(笑) グースでも駄目だったので、この計画は無理っぽいですね。